2003年まで運行していた超音速旅客機・コンコルド。定期運行していたときは若かったので乗れるはずもなく、当時はそこまで興味はなかったのですが、運行が終わってからなぜかとても惹かれています。プロトタイプも含めて全20機が製造され、現存しているのは18機です。コンプリート目指して全機見てまわってみようかと思い、せっせとコンコルドスタンプラリーに励んでいます。。
コンコルドの居場所
コンコルドはイギリスとフランスの会社が開発して製造されましたので、退役した現存機のほとんどがヨーロッパにあります。中心はイギリスとフランスで、ドイツにも1機あります。
ヨーロッパ以外でお手軽に見に行ける場所としては、アメリカです。ロンドンやパリ~ニューヨークを結ぶ便などもありましたので、そのご縁でしょうかね。
北米には3機
北米、というかアメリカですが3機が展示されています。いずれも航空博物館でちゃんとキレイに保管されています。
まずはシアトル
シアトルといえば、航空機メーカー・ボーイングのお膝元。市内中心部から市バスで行けるところに、ミュージアムオブフライトという博物館があり、コンコルドをはじめ、大統領専用機や大戦中の戦闘機・爆撃機などが展示されています。お隣にボーイングフィールドと呼ばれる空港になっています。
(航空機を作っているのはシアトル郊外のエバレットというところなのですが、こちらはこちらで見学も可能です)
2016年1月に見に行ってきたのですが、ここにはブリティッシュ・エアウェイズのコンコルド(G-BOAG)が展示されています。
このときは外にありましたが、現在はリニューアルして室内にあるようです。
ちょっと写真が遠いですが・・
なかなか全景が撮影しづらかったのですが、中にも入れました!
狭いけど、乗ってみたかったな。。
シアトルのミュージアムオブフライトには、ANAがローンチカスタマーだったことでも有名な、B787の飛行試験機3号機も寄贈されたので、ぜひとも再訪したい博物館です。
次はニューヨーク
2016年8月にニューヨークのイントレピッド海上航空宇宙博物館へ。ここは空母がそのまま博物館になっています。ここもブリティッシュ・エアウェイズのコンコルド(G-BOAD)。
ニューヨークには何度も行っているのですが、なぜかご縁がなかった博物館。マンハッタンの中にあり、本当に市バスでヒョイっと行けます。
コンコルドがあるのは空母の上ではなく、外側の桟橋付近。この時は中に入れなかったのですが、タイミングが合えば見学ツアーなどで入れそうでした。
コンコルドの下がテラスになっていて、ハドソン川を眺めながら、ランチなどを持ち込んで食べることもできますよ。
3機目はワシントンDC近郊のウドバーハジーセンター
こちらも2016年8月に行ってきました。前述のNYから一旦帰国し、仕事して、再度渡米した別の旅です。詳しくはこちらで。
アメリカ近辺でコンコルドが展示されているのは、この3ヶ所だけだと思っていたら、カリブ海のバルバドスにもあったのです!!不覚。。。2016年の夏にセントマーチン島に行ったときについでに行けばよかった・・と反省。リサーチ不足です。まあ、これでまたカリブ海に用事ができたということで。。
さて、何年でコンプリートできるか。