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《レトロ建築めぐり》旧下関英国領事館でピーターラビットのランチ

9月に山口県の下関に行ってきました。福岡側の門司は「門司港レトロ」で有名ですが、山口県側もレトロな建築物が点在していて散策にぴったりです。今回は旧下関英国領事館内のレストランで、ピーターラビットをテーマにしたランチをいただいてきました。

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旧下関英国領事館の概要

1906年に建てられた、現存する我が国最古の領事館建築物だそうです。平成11年には国の重要文化財に指定されています。

重要文化財旧下関英国領事館 | 旧下関英国領事館の公式サイト

外観とか内装とか

大通り沿い、しかも背の高いショッピングセンターの隣にあるので、ここだけ別世界な雰囲気です。正面はこんな感じ。

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入り口の上にある英王室の紋章は、平成20年に復原されたものだとか。ちょっと気になった復原という言葉。復原とは文化財建築物の修理に使われる言葉で、改造前の姿に戻すことだそうです。ちなみに復元は遺跡で発掘される建物の痕跡から、上部を考えること。奈良文化財研究所のサイトを参考にしました。勉強になります。

(156)復原と復元の違い - なぶんけんブログ

正面入り口から入ってすぐ左手には、ピーターラビットをはじめイギリス関連グッズのショップがあります。

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その反対側には、領事のお部屋。

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マントルピースが素敵な暖炉。

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暖炉に乗っているカエルは、ピーターラビットのお話にでてくるジェレミーフレッドどんですね。

記念にエンボスのスタンプを押すこともできます。

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お隣にはエリザベス女王肖像画も。

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領事のお部屋から外のテラスに出ることができ、これまた素敵な雰囲気。こんな家に住みたい・・。ライトも設置されていましたので、夜はライトアップされるのかな?

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1F中央はちょっとした資料室です。こちらは幣串というそうで、祝い柱?お守り的な?すみません、詳しくは不明・・

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タイルとか。

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2Fのレストランへ

さて、今回の目的は2Fにあるレストランでのピーターラビットのランチ!建物裏手の入り口には、レストランLIZの看板が出ています。

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写真は全然撮っていないのですが、天井が高くとてもクラシックな雰囲気の店内でした。

かわいいランチ

メニューはこちらです。

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私がピーターラビットのキッチンガーデン、一緒に行った母がローストビーフコースを注文しました。

まずは前菜からスタート。お皿はピーターラビット柄ですが、ウエッジウッドではありません。色やデザインはやっぱりウエッジウッドの方がいいですね。。

マグレガーさんの農園~季節野菜のテリーヌ~

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ニンジンやきゅうり、ヤングコーンなどが入っています。萌え断

この後のスープはどんなんだったかな。写真撮り忘れました。続いてメインのお肉。

犬のダッチェスのおもてなし~牛バラ肉の赤ワイン煮込み~

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お肉は柔らかくてホロホロ。見た目より濃くなくてペロリでした。最後にデザート。

ピーターラビットのひみつのお花畑~抹茶のティラミスとピンクのメレンゲ

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添えられたクッキーもピーターラビット型です。結構ボリューミーでしたが、美味しい紅茶と一緒に完食しました。

レストランは予約をオススメ

旧下関英国領事館自体は出入り自由なので、いつ訪れてもOKなのですが、レストランでの食事は予約をオススメします。席数が少ないというのもありますが、私たちが到着した13:30頃は、ほとんど席が埋まっていました。両隣が空いても、すぐに予約の札が置かれていましたので、食事だけでなくアフタヌーンティーも予約した方が良いかと。

ピーターラビットファンでも、そうでなくても

メニューや館内のいたるところにピーターラビット関連のものがありましたので、ピーターラビットファンにはたまらないと思います。作者であるビアトリクス・ポターが過ごした湖水地方の家ヒルトップの映像なども流れていました。私は数年前に湖水地方に行ったので、その時の感動からするとちょっと見劣りしてしまいますが、、。

ピーターラビットファンでなくても、重要文化財での優雅な食事、なかなか素敵な時間が過ごせますよ。