2019年1月に滞在していたアイルランドのダブリンから、ドイツ・フランクフルトを経由して帰国する際に利用したルフトハンザのビジネスクラス。飛行時間2時間という短距離路線ながら、素敵な朝食でございました。
短距離路線は簡易ビジネスクラス
今回、フランクフルト~ロンドン、ダブリン~フランクフルトと、ルフトハンザのヨーロッパ内路線に搭乗しましたが、いずれも簡易ビジネスクラスでした。具体的に言うと、エコノミークラス2人掛けの真ん中を潰して、窓側と通路側だけを使う設定です。こういう3人掛けの座席で、真ん中に予約を入れないんですね。よくあるパターンのようです。
座席自体はエコノミークラスとほぼ変わらないので、少しがっかり感がありますが、壁に掛けられた「ビジネスクラス」の文字で自分を納得させます(笑
足元の広さもエコノミー並み。私たちは2Aと2Cに座っていましたが、1Cのオバサマが座席の下に荷物を置いていたので、相方はやや困っておりました。。まあ、真ん中の席が空いているのでいいんですけど・・。NOと言えない日本人。
このときの機種はA320-200。
有料ですがWIFIもあるようです。
150kbpsの速さで3ユーロ(もしくは1000マイルでも支払い可能?)だそうです。600kbpsで7ユーロ、15Mbpsで12ユーロ。超多忙なビジネスマンなら購入するんでしょうかね。のんびりな旅行者は2時間くらいネットから隔絶されても全然平気でございます。
エコノミーとの違いは機内食!
朝8時台の便だったので、機内食に期待はしていなかったのですが、思いの外素敵な朝食が出てきました。こちら!!
こちらに加えてパンのチョイスがありました。メニューの配布はないですが、勝手にメニューを作るとすれば
という感じでしょうかね。フォルコンブロートはちょっと自信がないですが、ライ麦たっぷり&酸味のあるパンだった気がするので、なんとなく。
ワンプレートながら、もちろんすべて陶器の食器で出てきます。バターはプラスチック容器ですが、ジャムは小瓶に入ったものです。
メニュー自体は簡易なものでしたが、一つひとつがしっかり作られていて、ラウンジで朝食を食べたにもかかわらず、ペロリと完食してしまいました。ボトル入とはいえ、機内でスムージーをもらったのも初めてで、なかなかテンションの上がる朝食でした。
この後はコーヒーをいただいて朝食終了。コーヒーカップはルフトハンザお馴染みの陶器のカップ。シンプルなのに素敵すぎる食器です。グラスにもさり気なくルフトハンザのロゴが入っていて、もう、売ってください!という感じで。
お酒の提供については未確認です。周囲に飲んでいる人はいなかったようですが・・。
欧州内・短距離路線のビジネスに乗ってみて
ビジネスクラスといえば豪華な座席に優雅な食事・・というイメージかもしれませんが、航空会社や飛行時間などによってサービスが変わってきます。そもそもビジネスクラスの設定がないこともあります。今回のルフトハンザの近距離ビジネスクラスは、座席はイマイチでもちゃんとした食事が出てきて、2時間くらいなら快適なフライトとなりました。
2時間といえば、伊丹~札幌、伊丹~那覇くらいの飛行時間です。飲んで食ってしているうちに到着するので、これくらいのサービスで十分な気もします。もちろん、エコノミーのお客さんよりも先に降機できますし、荷物も優先で出てくる点は普通のビジネスクラスと同じです。欲を出すとキリがないので、足るを知るということで。