ローコストで度々旅々

旅、飛行機、青い水の絶景のこと。お得なこととかマイルとか。

ロンドンとダブリンで変なSIMを使ってみた

HISモバイルの「変なSIM」を、2018年から2019年の年越しで行ってきたロンドンと、アイルランドのダブリンで使ってみました。

変なSIMイメージ

変なSIMとは

旅行大手・HISのグループ会社、H.I.S.Mobile株式会社が運営しているSIMです。HISモバイルはもともと格安スマホの会社で、海外旅行者向けに海外用の「変なSIM」を販売しています。今使っているSIMカードに貼り付けるタイプも選べるので、いちいちSIMカードを差し替えることなく、プランの購入や設定切り替えができるのでかなり便利です。

料金、利用エリア

手軽に購入できるお値段です。

  • データの料金/200MBまで24時間500円(不課税)
  • SIM本体価格/1,980円

利用できる国と地域も多めです。2019年5月現在、78の国と地域で使えるようです。

アイスランド/アイルランド/アゼルバイジャン共和国/アメリカ(本土)/アルバニア/アルメニア/イギリス/イスラエル/イタリア/イラン/インド/インドネシア/ウクライナ/ウズベキスタン/ウルグアイ/エストニア/オーストラリア/オーストリア/オマーン/オランダ/カザフスタン/カタール/カナダ/韓国/カンボジア/ギリシャ/グアム(アメリカ)/クロアチア/サウジアラビア/ジョージア/シンガポール/スイス/スウェーデン/スペイン/スリランカ/スロバキア/スロベニア/セルビア/タイ/台湾/チェコ/中国/チリ/デンマーク/ドイツ/トルコ/ニュージーランド/ノルウェー/バーレーン王国/パキスタン/ハンガリー/バングラデシュ/ハワイ(アメリカ)/フィリピン/フィンランド/プエルトリコ/フランス/ブルガリア/ベトナム/ベラルーシ/ベルギー/ポーランド/ポルトガル/香港/マカオ/マケドニア/マルタ/マレーシア/ミャンマー/メキシコ/モンテネグロ/ラオス/ラトビア/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルーマニア/ルクセンブルグ/ロシア

イランはサービスを停止していたりインドは通信できる地域が限られていたりと、最新の情報は公式Webサイトもご確認くださいませ。

割高だけど使っている理由

ざくっとまとめると次のような点が気に入っています。

  • 空港でSIM屋さんを探さなくて良い
  • シールタイプなのでSIMカード入れ替えなくて良い
  • 欧米ツーリストSIMが高いので、変なSIMとあまり変わらない
  • 日本でモバイルWiFiを借りると荷物になる

街歩き中も動画を見たい方には向きませんが、ちょっと地図を見たりお店を調べたりするなら全然十分なのです。

ただ、東南アジアなど現地SIMが安い国からすると、国によっては利用期限が1週間、2G使えて500円しないところもあるので、滞在日数や用途によって使い分けると良いと思います。

ロンドンでの使い心地

2018年12月にロンドンで使ってみました。日本にいるうちにアプリ内で事前に滞在日数分を購入し、ヒースロー空港で繋いでみたら速攻つながりました。定刻の16:45に到着し、降機後すぐに繋いだ気がします。画像も16:55になっていますね。このときはO2の電波を掴んでいたようです。3Gですが。。

ロンドン変なSIM

3日ほど滞在していましたが、気がつくとvodafoneの電波を掴むときもありました。このときも3G。

ロンドン変なSIM

電車の乗り換えを調べたり、見知らぬ土地の地図を見ながら、GPSで方向を確認する程度ならまったく問題ありませんでした。ちょっとした調べ物もできて助かります。

ロンドン郊外の博物館に行くときもちゃんと電波を掴んでいたので、よほど田舎でない限りは使えそうです。

ダブリンでの使い心地

旅の後半はアイルランドのダブリンへ。ダブリン空港と市内中心部しかウロウロしなかったのですが、こちらも問題なく。vodafoneの3Gでございました。

ダブリン変なSIM

ダブリンを出るときには15時間ほど残っていましたが、有効に使えた方ではないでしょうか。

ダブリン変なSIM

変なSIMの良い点はもうひとつ、何月何日~何日という購入方法ではなく、24時間単位で購入できるところです。日本を出て現地到着まで、現地出発から日本到着までの移動時間は購入する必要がないので、その分節約できます。日本で借りるモバイルWiFiだと、日本出発~帰国までの契約なので、ちょっと多いんですよね・・

変なSIM、こんな方に向いています

今まで各地で変なSIMを使ってきましたが、こんな人に向いているかな・・と。

  • 1週間以内など、短期の海外旅行が多い
  • SIMフリースマートフォンを持っている
  • 現地でSIMカードを調達するのがめんどくさい
  • 地図を見たり同行者との連絡など、容量は最低限でOK
  • 日本語で対応してほしい

滞在日数や通信容量などによっては現地SIMの方が良いこともありますので、うまく使い分けるのが良いと思います。我が家はもう手放せないアイテムになっていますので、新たな地域で使ってみたら、また記事にしてみようと思います。