各地の航空博物館を巡っており、青森県立三沢航空科学館に行ってきました。国内の航空博物館の中では結構大きい方だと思います。外の芝生も気持ちよく、レジャースポットとしておすすめです。
※2021年8月の情報です
青森県立三沢航空科学館とは
2003年8月8日に開館した航空や科学技術を紹介する施設。三沢空港の近くにあります。三沢空港は2022年8月現在、JALしか就航していませんので我が家のような青組にはあまり馴染みのない空港です。
2023年で開館20周年ですね。2013年には開館10周年式典をされていたようですので、2023年も何かあるかもしれません。
アクセス
マイカーやレンタカーでのアクセスが便利だと思いますが、土日祝は三沢駅や三沢空港、そして航空科学館も通る無料バスが出ているようです。
開館時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)
月曜休館ですが、夏休みなどは開館しているようです。
料金
大人 510円
高校生 300円
中学生以下 無料
いざ、見学
航空科学館の前に広がる「大空ひろば」に駐車して、航空科学館へ向かいます。駐車場は無料で300台ほど停められるようですので、よほどのことがない限り、満車で停められない!ということはないと思います。建物から近いところに停められるかは運次第ですが・・
外観はガラス張りでキレイ。
館内の展示物
こちらの目玉の機体は国産旅客機として有名なYS-11でしょうか。1機まるごと室内にあります。開発に携わった木村秀政さんが青森県五戸町出身だそうです。YS-11自体は国内の他の博物館でも見ることができます。
全景はこんな感じ。YS-11、なかなかの存在感です。
YS-11のものではないですが、座席のモックアップもありました。もちろん座ってOK。普通のエコノミー席です。
最近は航空会社の通販なんかでも出ているエコノミーのカート。我が家にもいくつかあります。
2階には無重力体験ができる施設も。
これ以外にも科学実験の体験のような施設がいくつかあったのですが、タイミングが合わず。
ホンダジェットだ!
そしてこちらの科学館のもう一つの目玉(だと私は思う)、ホンダジェット!
いやー、かわいい!カモノハシっぽいです。こちらの展示は技術実証機だそうです。ホンダジェットコーナー専属?のオジサマが数名いらっしゃったので、説明をお聞きしました。
大阪の八尾空港から飛んでいくヘリなどをよく見かけるのですが、たまにホンダジェットが上がったときは全然音が違うんですよね。ジェットなので当たり前なのですが。
フライトレーダーを見ると「Private owner」となっているので、なんだか素敵~といつも思ってしまいます。
誰かいっぺん乗せてほしい。。
空飛ぶクルマ
変わり種として、空飛ぶクルマがありました。巨大ドローンのようですね。どこに乗るんだろう。
2025年大阪・関西万博での実用化に向けて、各地で飛行実験も行われていますので、一般の人が乗れる日も近そうです。
安全性はもちろんですが、操縦免許のこととか法整備とか、気になるところはいろいろありますが、万博をきっかけに、エイヤッ!と進めるんですかね。
歴史的な機体 ミス・ビードル号
実は館内に入って一番最初に見えるのが、こちらのミス・ビードル号(復元機)。1931年に三沢から飛び立ち、太平洋無着陸横断飛行に成功した機体です。色もかわいい。
ドラム缶18本分の燃料を積み、離陸後には機体を軽くするために車輪を切り離したとか!着陸どうするの?!と思ったら、やはり胴体着陸だったそうです。冒険家の皆さん、すごい・・
そして2021年はミス・ビードルの偉業から90年ということで、オリジナル缶バッジを手作りする企画を行われていました。
この、ガッチャン!とやる器具で作ります。おひとつ200円。
簡単にできました。一緒にもらった記念品、なんだろう・・ティッシュ?記憶が・・。
このロゴ、デザインが素敵です。
帰りにミュージアムショップを見ていると・・んんん???
さっき200円で体験製造した缶バッジが100円で売ってる?!体験のオプション料金100円・・
一応比べてみると
あ、200円で作った方が大きかった・・。なんとなく納得。
大空ひろば
科学館の前には広大な芝生が広がっています。そちらにも主に軍用機がずらりと並んでいます。操縦席に座れるものもあったと思います。
米軍の要人輸送機の中にも入れました。
操縦席も。
行ってみて
国内の航空博物館の中でもそこそこの規模ですので、近くまで行く機会があれば立ち寄ってみる価値はあると思います。シミュレーターのような体験ゾーンや、飛行機やヘリが飛ぶ仕組みを体験できるコーナーもありますので、小さなお子さんも楽しめると思いますよ。