2018年からサービスを開始した、HISモバイルの「変なSIM」。年末に行ってきたフィリピン・セブで使ってみました。
変なSIMとは
旅行大手・HISのグループ会社、H.I.S.Mobile株式会社が運営しているSIMです。HISモバイルはもともと格安スマホの会社で、海外旅行者向けに海外用の「変なSIM」を販売しています。今使っているSIMカードに貼り付けるタイプも選べるので、いちいちSIMカードを差し替えることなく、プランの購入や設定切り替えができるのでかなり便利です。
料金、利用エリア
手軽に購入できるお値段です。
- データの料金/200MBまで24時間500円(不課税)
- SIM本体価格/1,980円
利用できる国と地域も多めです。
2019年1月現在、78の国と地域で使えるようです。サービス開始時から少し増えています。
アイスランド/アイルランド/アゼルバイジャン共和国/アメリカ(本土)/アルバニア/アルメニア/イギリス/イスラエル/イタリア/イラン/インド/インドネシア/ウクライナ/ウズベキスタン/ウルグアイ/エストニア/オーストラリア/オーストリア/オマーン/オランダ/カザフスタン/カタール/カナダ/韓国/カンボジア/ギリシャ/グアム(アメリカ)/クロアチア/サウジアラビア/ジョージア/シンガポール/スイス/スウェーデン/スペイン/スリランカ/スロバキア/スロベニア/セルビア/タイ/台湾/チェコ/中国/チリ/デンマーク/ドイツ/トルコ/ニュージーランド/ノルウェー/バーレーン王国/パキスタン/ハンガリー/バングラデシュ/ハワイ(アメリカ)/フィリピン/フィンランド/プエルトリコ/フランス/ブルガリア/ベトナム/ベラルーシ/ベルギー/ポーランド/ポルトガル/香港/マカオ/マケドニア/マルタ/マレーシア/ミャンマー/メキシコ/モンテネグロ/ラオス/
ラトビア/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルーマニアルクセンブルグ/ロシア
国によっては使えない地域もあるようですので、ご利用の前にご確認くださいませ・・
またアメリカについては、アメリカ(本土)、ハワイ、グアムがそれぞれ別プランのようですので、こちらも注意が必要です。
ちょっと割高だけど使っている理由
東南アジアなど現地SIMが安い国からすると、変なSIMは正直割高です。現地SIMは国によっては利用期限が1週間、2G使えて500円しないところもあるので、変なSIMの1日200Mbが500円って高いですよね。
けど、空港に着いてSIM屋さんを探して設定してもらって・・という時間がかからないことや、そもそも空港にSIM屋さんがあまりない場合は変なSIMに軍配が上がると思って使っています。
iOS用はリニューアル
変なSIMは2018年の秋頃から、iOS版では使えないという現象が起きていたようです。私自身は8月にインドネシアで利用し、この次は年末かなーと思っていたとろ、何かメールが届いていたのは知っていたのですが、完全にスルーしていました。そして12月になり「さて、フィリピン用のプランを買おうかな」と思ったところ、アプリが開かない!ということになり、真剣に調べたのです(遅い)。
iOSでもご利用いただける新しい「変なSIM」のサービス再開と、SIMカード交換プログラムについて | H.I.S.モバイル
2018年12月にはiOS版が使えるようになったとのことで、即新しいSIMを送ってもらいました。結果オーライですが、出発前日に新SIMが到着!
ご丁寧にSIMピンまで付属していました。
アプリもリニューアル
変なSIMのアプリは、以前はApp Storeには上がっていなかったのですが、リニュアル後はApp Storeからダウンロードできるようになりました。画面のイメージはこんなのです。
以前は青と黄色のポップな感じでしたが、ちょっと落ち着いた雰囲気になりましたね。
実際にセブで使ってみて
スピードテストはしていませんが、Googleマップを見たりちょっとした調べものをしたり、普通に使う分にはまったく問題ありませんでした。山の中は圏外になるときもありましたが、町中で使う分には十分です。
Globeという回線を掴んでいたようで、LTEになっていました。
購入したプラン
今回のセブ旅は2泊4日でしたが、セブでの滞在時間はちょうど2日間だったので2日だけプランを購入しました。モバイルWiFiとかだと日本を出発するときから帰国までのプランを購入しないといけませんが、滞在時間分だけ購入できるのも変なSIMの良いところだなーと思っています。
最終日は6時間を残してキレイに使い切れました(^^)