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台北桃園空港に深夜着。朝便までエアポートステイしてみました。野宿覚悟からのラウンジへ

2018年の年末にフィリピンのセブに行ってきました。関空発のエバー航空を利用し、台北桃園経由のセブ行きというルートでしたが、台北桃園空港でミッドナイトエアポートステイをしてみました。簡単に言うと野宿です。ちょっと甘く見ていたので、同じルートを使われる方の参考になれば・・。

桃園空港ベンチ

フライトスケジュール

今回私が利用したエバー航空便はこんなスケジュールでした。

BR179 22:05関空発-00:25台北桃園着
BR281 07:10台北桃園発-10:05セブ着

台北桃園空港で乗り継ぎが7時間あるのですが、翌朝搭乗するのは6:30くらいなので、実際には6時間くらいの待ち時間だしなんとかなるかなーと考えていました。

今回の作戦

事前にネットで調べたりもしていたのですが、何よりの強い味方!と思っていたのが、こちらのラウンジです。

プラザプレミアムラウンジ

プライオリティパスで入れるラウンジで24時間営業!3時間までの利用となっていましたが、一旦退室してまた入れば良いかなー、とりあえずラウンジでのんびりできれば良いかなー、というのが今回の作戦でした。が、これが甘かった。。

現実はこうだった

関空を出発して台北桃園空港のターミナル1に着いたのが、ほぼ定刻の24時すぎ。ラウンジ・ラウンジ~とウキウキしながら通路を歩き、エバー航空の地上スタッフさんにラウンジがありそうな方面への行き方を聞くと

「この時間はセキュリティチェックが閉まっているので、出発ロビーには行けません。ターミナル2へのシャトルも工事で止まっています。歩けなくはないですけど・・」

なんですと?!

良かったら・・と提案されたのが、「この先、歩いて15分くらいのところにレストスペースがあります。無料でシャワーも使えますよ。よかったら、こちらもお持ちください」

と、くれたのが、お水とか石鹸とか。。あ、ありがとうございます(涙

お水と石鹸

レストスペースの場所は、空港の地図で見るとこちらです。ターミナル1の2F、いずれのサイドにもあるようです。

全体地図

レストスペースは満員御礼

お水を2本もらって歩くこと約15分。レストスペースが見えてきました。

レストスペース看板

ちょっと広そうだし、ここで手を打つか。

レストスペース外観

と、覗いてみると、完全に満員御礼です。ソファはもちろん、PCの前にあるチェアまでいっぱいです。この時点で深夜1時前なので、皆さん絶賛お休み中です。一応シャワーも確認。

シャワールーム

使えるのかな?と思い、注意事項を確認。

注意事項

Homee Kitchenというところで申し込むようです。隣接したカフェのようなのが「Homee Kitchen」のようですが、もう閉まってました。悲しくて写真もありません。。

さまよい続けること1時間、結局・・

このレストスペース以外にも休めるところはないかと思い、ターミナル反対側のレストスペースにも行ってみましたが、こちらも満員御礼。通路にはロクなベンチもなく、深夜の空港を歩き回ること約1時間!もう疲れた。。

ふと、「こんな所にいるより、いっそ入国してターミナルから出た方がベンチとかがあるんじゃ・・?」と思い、入国することにしました。

ちなみに入国審査の列も40分待ち。タイミング悪く、バニラとジェットスターの成田発便と重なったようです。けど、これまでさまよい続けた1時間のことを考えれば、なんてことない・・と思いながら大人しく並んでいました・・。

入国して大正解

無事入国審査を通り抜けて外に出たら、もう、ソファいっぱい!。寝ている人も多かったですが、座る所もたくさんあって天国でした(笑)。

出国審査の手前には24時間営業のモスバーガーもあります。

モスバーガー

はあー、やっと座れるー。けど横にはなれないー・・。

即、再出国

このモスの近くには出国審査に向かうセキュリティチェックがあるのですが、ふと見ると開いているではないですか!このときで深夜2時前だったと思います。

トランジット用のセキュリティチェックが閉まっているだけで、出国用のセキュリティは開いているんですね。しかも、私は台北からセブへの搭乗券も持っています。なぜもっと早くこうしなかったんだ!と悔みながらセキュリティを抜け、台湾滞在30分以下で再出国です。ここはガラガラなので5分もかかりませんでした。

ようやくラウンジへ

出発ロビーまで来てしまえばこっちのもんです。24時間営業のラウンジがあることは調べがついています。ラウンジへの案内に従って進み・・

ラウンジへの看板

あったー!プラザプレミアムラウンジ!

ラウンジ入り口

横になれそうなソファは満席ですが、柔らかいソファが並んでいます!

ラウンジ内

食べ物や飲み物もあるので、飢えることもなさそうです。

ラウンジ食事

とりあえず、プライベートスペースを確保するために、こんなソファで充電しながらワインをいただきました。

ラウンジソファ

この後、奥のフカフカソファに移り、ちょっと休ませてもらいました。旅はこれからだというのに、もうクタクタです。

プライオリティパスがなくても休める場所

台北桃園空港には他にも休める場所が、あちこちに用意されています。前述のトランジットエリアが一番それっぽいのですが、今回のように満席だと使えません。ここからは、ターミナル1の出国エリアで見つけた休める場所をご紹介します。

デジタルライブラリー

ゲートB6あたりに階段があり、一つ上の階に上がることができます。そこは一応「ライブラリー」となっていて、タブレットが並んでいます。かなり大きなソファがあり横になることができました。ただ、エアコンの真下にあるので寒いです。エアコンのスイッチが見つからなかったので、あまり長時間はいられません。

ライブラリー

アートギャラリー

ライブラリーの近くには「アートギャラリー」があり、いろいろな芸術作品が展示されています。

アートギャラリー入り口

この奥にリクライニングチェアがあり、ここも少しゆっくりできました。

リクライニングチェア

位置関係

私が巡ったターミナル1のお休みスペースは、こんな位置関係です。

お休みマップ

ラウンジの隣にも、レストスペースのような場所がありましたので、空席があれば使えそうです。もちろん、深夜は満席でしたが・・

台北桃園空港での深夜の過ごし方まとめ

トランジットでもラウンジやフリースペースで過ごせると思っていましたが、甘かったです。時間帯にもよりますが、トランジットエリアのレストスペースはあまり期待しない方が良いかもしれません。

いろいろ条件はありますが、こんな感じでしょうか。

次の便の搭乗券を持っている場合

  • 一旦入国&即出国後、席が豊富な出国エリアで過ごす
  • プライオリティパスがあればラウンジ利用可能

次の搭乗券を持っていない場合

  • 一旦入国し出国前のロビーで過ごす

今回私はこんな感じでしたが、混雑具合は時間帯や時期にもよると思います。また、違う航空会社に乗り継ぐなど、手荷物を一旦受け取らないといけない場合も、即出国できないと思います。ご自身の判断で良いエアポートステイを・・