日本には、へー、こんなところが!というような、透明度が高くてキレイな川が多くあります。コバルトブルーとかエメラルドグリーンとか、厳密には全然違う色ですが、私は総称して「青い水」と呼んでいます。家族には「どれも一緒やん!」とよく言われるので、ちょっとずつ違いも含めてご紹介。今回は2015年10月に訪れた徳島県の穴吹川編です。
まずは徳島へ
関西のテレビの天気予報では、徳島県は近畿地方の一部のように扱われている気がするので、関西在住の私には非常に馴染みのある県です。阪神間からは車でもそんなに時間はかからないし、明石海峡大橋経由で高速バスも頻繁に走っていますので、手軽に行けるレジャー先です。
穴吹川へのアクセス
我が家にはマイカーがないので、国内の青い水探しは、もっぱら公共交通機関&レンタカーです。穴吹川へも徳島市内でレンタカーを借りて向かいました。市内からは所要1時間くらいだったかと。ゴールはこのあたり。「ブルーヴィラあなぶき」を目指して行きましょう。
「二又の瀬」が有名らしい
ブルーヴィラあなぶきの前あたりが、「二又の瀬」というところだそうです。10月中旬の曇りの日に行きましたが、人も少なくキレイでした。ブルーヴィラあなぶきでランチをして、二又の瀬を見に行くと光の加減もちょうど良いです。
奥の方が青い感じですが、手前も結構な透明度です。
おすすめは上流
さらに上流に行くと「白人の瀬」という場所があります。上流に行くほど青さやエメラルドグリーン具合が美しいので、断然こちらの方がおすすめ。
沈んでいる木までスケスケです。
流れも穏やかで、釣りをされている方もいました。
こんなにキレイな理由
専門家ではないので勝手な想像ですが、四国カルストが影響している気がします。石灰を含んだ土壌が近くにあると、水がキレイなんですよね。クロアチアのプリトヴィッツェとかはその典型なのかと。こちらはプリトヴィツェ国立公園の写真。真夏の昼間なので青が際立っていました。
国内では山口県の秋吉台周辺も、キレイな湧水が多い地域です。
穴吹川周辺のおまけ
この地域には、穴吹川以外にも興味深いスポットがありました。それは、白人神社と神明神社。有名なようですね。白人神社はウサギさんの石像などがあり、かわいい雰囲気です。穴吹川の「白人の瀬」は、この神社の名前から来ているのでしょうかね?神明神社は厳かな雰囲気的で、あまり写真を撮る気にはなれませんでしたが。。なんだかいろいろな話があるようで、聖遺物好きとしてはちょっとワクワクします。