11月初旬に鹿児島に行ってきました。目的は、滝などのキレイな青い水を見ること。今回訪れた、日本名水百選にも選ばれている『丸池湧水』は透明度が高くとても美しかったです。
丸池湧水へは、公共交通機関でもアクセスできます
場所はこちら。
住所は鹿児島県姶良郡湧水町木場です。住所にも『湧水』と入っているので、いかに湧水がこの町に親しまれているかが伝わってきます。
私たちは車で行きましたが、JRでもアクセスすることができます。鹿児島中央駅から約1時間40分、JR肥薩線「栗野」駅が最寄りです。こちらが駅舎。
駅のほぼ目の前に丸池湧水があります。私たちがこの日見かけた年配の女性グループは、電車を利用されているようでした。1輌か2輌の電車が、たまーに走って来る程度で、とてものんびりした駅でした。
池の透明度が素晴らしい!
現地に行くまでは、どれくらいの大きさの池か想像がつかなかったのですが、意外と小さな池でした。そして、この透明度!
底に生えている藻がゆらめいているのが、はっきりと見えます。所々水が湧いている様子も伺えました。砂がフワフワ~っとなって、水中噴火的な?うまく表現できないです・・
池を上からも眺められるようです。
展望広場に向かう小径は整備されていて、レンガ敷きで可愛らしい。
展望広場からの様子がこちら!
うーん、寄りで見た方がキレイですね。とりあえず、お天気が良くてきもちいいけど。。
名物?「湧水プリン」
ひんやりとした秋の風が吹いている日でしたが、日差しも強く、ちょっと歩くと少し汗ばむ陽気。ぐるっと公園を歩いて一息つきたいと思っていたところに、売店で美味しそうなものを発見してしまいました。
ソフトクリームを食べている方もいましたが、我が家はせっかくなので、名物?の「湧水プリン」をいただくことに。シンプルなカスタードと黒ゴマです。
一つ240円くらいだったかな?まずはカスタード。
結構なめらか!焼きプリンというよりは、パステルのプリンのような雰囲気です。ラベルにもありますが、甘さ控えめでした。お次は黒ゴマ。
これはプリンというよりは、黒ゴマのブラマンジェ的な感じかな。底にソースは入っていませんでしたが、しっかりゴマの味がして美味しくいただきました。ごちそうさまでした。ボトルの水も売っていましたので、お土産にどうぞ。。
公園には他にもいろいろ
この丸池湧水ですが、ちょっと広めの公園のようになっていて、池以外にもいろいろあります。例えばこちらの煉瓦暗渠(あんきょ)。
暗渠とは地下に設置された水路のようですね。初めてこの名称を知りました。丸池湧水近くにはこの煉瓦暗渠がたくさんあり、「近代化産業遺産」として2007年に経済産業省が認定しています。
階段状になっていて、水のすぐ近くまで寄ってみることができます。
ここの水の透明度も素晴らしいのですが、随分前に作られた煉瓦のアーチが、今も現役で残っているというのも素晴らしい。
また、公園内には丸池川の起点もあります。
陸でも川でも、端っこっていうのに萌えますね。最北端とか最南端とか。
この起点の近くには風情のある小径も。
竹林の横を抜けていけるのですが、和風な竹の柵の向かいにあるちょっとモダンな街灯が素敵すぎます。今にも街灯がピョンピョン飛んで、銭婆のところに案内してくれそうな・・。
アート作品?もチラホラ。
何だろう、、デカイし、、。他にもオブジェが並んでいました。
丸池湧水まとめ
池自体はそこまで大きくないですが、公園はゆったりとした設計でしたので、小さいお子さん連れのファミリーでも、のんびりできると思います。この日もたくさんの家族連れが来られていました。
池の目の前の駐車場は10台くらいしか停められませんが、5分くらい歩いたところに、どこまでが敷地かわからないほど巨大な駐車場がありますので安心です。
車が無い方でも時間をうまく合わせれば電車が利用できますので、鹿児島での観光先の一つにいかがでしょうか。
鹿児島旅、こちらもどうぞ