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【青い水の絶景】ラオス・クァンシーの滝編

「青い水」を探して数年。2017年5月に行ったラオスも、一番の目的は「青い水」探し。雨季直前でしたが、『クァンシーの滝』はなかなかの美しさでした。

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町から滝まで行く方法。交渉すれば安くなります。

ルアンパバーンの町から「クァンシーの滝」までは、車で約1時間。トゥクトゥクやレンタルバイクで行くことも可能です。

私の希望としては、
・快適に移動したい
・集団行動は嫌、好きな時間に動きたい
・値段は安い方がありがたい
といったところです。まあ、みんなそう思いますよね。。

私が泊まった宿での手配料金はこんな感じです。

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乗り合いバンが5万キープ(約700円)、プライベートトゥクトゥクが20万キープ(約2800円)、プライベートバンが30万キープ(約4200円)ですね。値段は安くても、砂埃をかぶりながら暑い中を走り抜けるトゥクトゥクは却下。好きな時間に動きたいので、結局プライベートバンをお願いしました。

ちなみにホテルでお願いしたのではなく、空港にピックアップに来てくれたドライバーさんに、「ホテルより安いよー、プライベートバンだよー」と営業されたので、20万キープ(約2800円)で行ってもらえることになりました。乗り合いバンはなかなか安くならないかもですが、プライベートバンなら交渉の余地ありだと思います。人数がいれば、一人当たりはさらに安くなりますね。

滝へ出発

ホテルでのピックアップは午前9時。乗り合いバンは11:30か13:30なので、時間を有効に使えるプライベートバンにして良かったです。郊外へ向かうこんな道で、ノーヘル2ケツのねーちゃんたちを追い越して

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さらに田舎の方へ進んで

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到着。

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入場料は2万キープです。

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こぢんまり、けど満足!

滝のある公園自体はそんなに大きくありません。入り口の看板で確認してもメインの滝まで20分くらいで行けそうです。

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途中、クマの保護センターのようなところを通り

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ちょっとずつ石灰棚風になってきます。

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そしてこんな風景が続きます!

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典型的なトラバーチンです。

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で、メインの滝がここ!なかなかの美しさでした。

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ここでは泳げます

クァンシーの滝の特徴は、大規模な石灰棚の中では珍しく泳げることです。トルコのパムッカレは入れますが、泳ぐほど水深がなく半身浴みたいになります。中国の黄龍クロアチアのプリトヴィツェは世界遺産なので、泳ぐなんてもってのほか。あ、パムッカレも世界遺産か。この日は暑かったので、欧米人を中心に泳いでいる人もチラホラ。

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一応着替え小屋もあります。

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ちょっと怖い。

展望台もあるみたいですが、、

メインの滝の左側に、さらに上に登れる階段があります。

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展望台らしき方面のようです。試しに登ってみましたが、こんな山道が続きます。

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水が流れる階段を上がり

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さらに!

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道ないよー!

同じタイミングで登っていた欧米人カップルは、先に友人がいるとのことで、分かれ道を下へ。

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私はこのへんで諦めました。人も少なく、遭難するかと思いました。。赤ちゃん抱いたワイルドな欧米ママともすれ違いましたが、軽い気持ちで登れる道ではありません。すれ違ったタイ人女子にも、この先まだ遠いか聞かれ、「私は諦めた!」と言っておきました(笑

鳥取県の「投入堂」に行ったことがある方は、あれを思い出してください。鎖で登るような崖はありませんが、柵もロープも何もありません。ぬかるんだ急な獣道です。私は途中で引き返して、汗だくでドロドロになった手足と筋肉痛だけが残りました。到達した先には何があったんでしょうか。降りるのも結構大変だったので、見れなくても全然後悔してませんが。

クァンシーの滝、まとめ

今まで見た石灰棚系の「青い水」の中では、やや濁ったエメラルドグリーンでした。けど、雨季目前なのであまり期待はしていなかった割にはキレイだったと思います。私は青い水ハンターなので、これだけのためにラオスに来てもOKですが、ルアンパバーンは他にも見どころいっぱいなので、アクティビティの一つとして、クァンシーの滝、いかがでしょうか。