2018年から2019年にかけての年末年始旅はロンドンとダブリンへ。もう半年近く経過しているのに旅録が遅々として進まず、ようやく帰国便の搭乗記です。フランクフルト発関空行き、B747のビジネスクラスでしたが、1階鼻先の1Aと1Cを指定してみました。
まだB747が来ていた
関空とドイツを結ぶルフトハンザ便は、2019年3月まではB747で運行されており、フランクフルトに飛んでいました。現在はミュンヘン行きに変更され、機種もA350になっています。
1Aと1Cを指定
今回のフライトはANAのマイルをガッツリ使った特典航空券。どうせなら!ということで1階最前方左側、1Aと1Cを指定してみました。Aコンパートメントとかノーズキャビンと言われる場所になるんですかね。写真で見るとここです。左の小鼻あたり?
機内の様子
ファーストクラスの設定はありませんので、お手伝いが必要な方の次に乗り込みます。場所を探すこともなく、まっしぐらに一番前へ。
機体の形が感じられる壁です。
乗る機会が減ってきている機体なので、安全のしおりもちゃんと記録記録。
アメニティなど
足元にちょっとした荷物入れがあり、アメニティのポーチとボトルのお水が入っていました。結構無造作な感じ。お水は600mlくらいあったと思うのですが、これだけ入っていたら何度ももらわなくて済むので助かりました。。
アメニティの中身はこちら。ポーチはちょっとダンディな色合いで普段使いはないかなー。ロクシタンは香りが強いので、私は使わず。
敷く用のベッドパッド的なものとブランケットも座席に。これは静電気もあまり起きず、使い心地良し。
夜の空間を通るのでパジャマも用意されていましたが、、
ちょっと健康診断の検査着のような感じ。長距離便のときは、リラックス機内服とマイスリッパを持っていくので、私は着ませんでした。着心地はどうなんでしょうか。
お食事その1
ウェルカムドリンクはスパークリング。
定刻で動き出し、滑走路に向かう途中、後ろにタイ航空のA380がついてきていました。デカイけどボテボテしててかわいいなー。747の後ろに380が並ぶのは大きな空港ならではの光景です。
離陸後ほどなくドリンクサービスが始まります。私は白ワイン、相方はドイツのビールをお願いしました。なみなみ注いでくれて嬉しい。
二人とも洋食をチョイス。というか、和食が売り切れだった気が。前菜はポルチーニ茸のパンナコッタ、ネクタリンとマッシュルームのグリル。
海老のコンフィ、かぼちゃのサラダ、ワカメ、だしマヨネーズ。
メインはローストビーフ(想像と違う)、西洋わさびソース添え、サボイキャベツ、にんじん、リソレポテト。
こちらは北極イワナの唐揚げ(唐揚げ?!)、ハーブオイル、ほうれん草のクリーム煮、パール大麦のリゾット。
これにチーズやデザートまで出て、お腹いっぱいでした。すんごい美味しい訳ではないですがそれなりのお味で。勢いでドン!ドン!ドン!と出てくる感じで、質実剛健な雰囲気のお食事でした。
到着前のお食事その2
関空到着は朝なので、朝食としてもう一回お食事が出ます。ごっつい洋食はもういいので、大人しく和食にしました。
食器はノリタケです。はあ、これくらいで十分です。ごちそうさまでした。
日本での「初」日の出
関空到着まで1時間27分時点で地図を見るとこのあたり。ロシアを抜けたくらいでしょうか。上が南です。
外を見ると、なんとも美しい景色が。もうすぐ夜明けです。
そこから10分ちょっとで夜が明けました。日本に帰って来て「初」日の出でした。もちろんこの時はまだ平成。
飛行機はどんどん進み、明石海峡大橋を越えて
すぐに神戸空港。こう見ると、かなり小ぢんまりした地方空港。
ほどなく、ほぼ定刻に関空に到着いたしました。
LHビジネスクラス感想
今回、ルフトハンザのビジネスクラスは初めてでしたが、人間というのは欲が出てくるもので、もっと美味しい食事がいいな・・とか、もっと座席が広かったらいいのにな・・と、思ってしまいました。
空間やお食事もそうですが、安全に定刻で運んでくれるのが第一ですので、贅沢も言ってられませんが。
自腹でビジネスクラス以上に乗ることは、今後ほぼないと思いますので、せっせとマイルを貯めて、ローコストで良い思いをさせてもらおうと思います。