昨年末に行ってきたニューヨーク。大好きなベーグルを食べ比べするために、お店をハシゴしてきました。
ベーグルって?
日本でも専門店ができるほど定着してきたベーグルですが、もともとは主にユダヤ系の人たちが食べていたパンです。小麦粉、塩、砂糖、イースト、水というとてもシンプルな材料で作ることができ、もちもち(というか、結構ズッシリ)した食感が特徴です。焼く前に「茹でる」工程があり、これがベーグル独特の食感を生んでいるようです。簡単にできるので私もたまに家で焼いています。
ベーグルはそのまま食べてもシンプルで美味しいのですが、定番はクリームチーズや何かのスプレッドなどを挟む食べ方。お店でベーグルを買って、自宅やホテルでクリームチーズをたっぷり塗って食べても良いですが、ニューヨークのベーグルショップには様々な具(スプレッド)がありますので、サンドイッチのようにしてもらうのがオススメです。
1軒目はアジア系オーナーのAbsolute Bagels
まず1軒目はオーソドックスなベーグルを求めてアッパーウエストへ。Absolute Bagelsというお店を目指します。場所はこちら。
地下鉄1ラインの103stか110st駅が最寄りです。お店が入っているビルが工事中で、足場に隠れて看板が見づらかったのですが、こんな外観です。
行列ができるときもあるようなのですが、平日の15時頃は空いていました。私はセサミベーグルにロックススプレッド(スモークサーモンとクリームチーズのスプレッド)を挟んでもらいました。
お値段はだいたい
・セサミベーグル1.5ドルくらい
・ロックススプレッド3.95ドル
・コーヒー1.25ドル
だったと思います。
出来上がったベーグルサンドがこちら。
あまりキレイでなくて、すみません。。にしてもかなりのボリュームです。スプレッドもたっぷり!そこまでしつこくなく、サーモンのお味もちゃんとして美味しかったです。ベーグルはしっかりした食感で、食べ続けるとアゴが疲れました。。
店内にはイートインスペースがあり、10人くらいは座れます。私もここでいただきました。
ベーグルの種類はセサミ以外にも色々ありますし、スプレッドの種類もたくさんあるので、組み合わせは自由自在です。
店内が混んでいたら持ち帰りにして、セントラルパークでピクニックがてら食べるのもいいですね。
2軒目は少し前に話題になったレインボーベーグル
もう一軒は変わりダネ。1〜2年くらい前によく取り上げられていたレインボーベーグルも食べに行ってみました。お店の場所はブルックリンにあります。
もともとこの場所にThe Bagel Storeというお店があったようで、そちらがオリジナルのレインボーベーグルを出していたっぽいです。今のお店の名前はBread Brothers Bagel Cafe。
ショーウィンドウにはレインボーのベーグルたちが並んでいます。
16時ころに行ったのであまり商品がなかった気がするのですが、一応まだレインボーベーグルはありました。すごい色使い・・
こちらのお店もクリームチーズやスプレッドなど、たくさんの具材が並んでいます。
この時は時間がなかったので、何も挟まずに持ち帰ることにしました。注文したのがレインボーベーグルとブルーベリーのベーグル。2つで5ドル弱でした。レインボーっていうか3色だけど。
派手派手ベーグルは割ってみるとこんな断面。
萌え断、とまではいかないかな・・。
気になるお味ですが、レインボーの方はほんのり甘く、酒饅頭の皮みたいな味でした。意外とこしあんとかが合うかもしれません。ブルーベリーは結構ちゃんとブルーベリーの味でした。こっちはプレーンのクリームチーズが合いそうです。
2軒行ってみた感想
今回はあまり時間がなく、2軒しかベーグル屋さんに行けなかったのですが、昔ながらの伝統的なベーグルと変わりダネという極端な(?)2つを試せて楽しかったです。レインボーの方は正直、話のネタに・・程度で良い気もしますが、Absolute Baglesは他の種類もいろいろ食べてみたいな。
ニューヨークにはまだまだたくさんのベーグル屋さんがありますので、もっと開拓してお気に入りを見つけたいと思います。