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【インドネシア旅】ANA成田〜ジャカルタ搭乗記。エコノミーでも非常口席確保で快適

お盆に行ってきたインドネシア。往路は成田からジャカルタまでANAを利用しました。アップグレードなんてもちろんなく(プレエコ設定もない)、安い航空券のエコノミー席ですが、非常口席指定でなかなか快適な空の旅となりました。

ANA機体

機種はB787

今回お世話になったのがB787。おそらくB787-8です。違ってたらすみません。787-9しか提供されていないコンテンツ(eBookとか)がなかったので、787-8かと。

安全のしおり

非常口席で快適

今回は事前に非常口席を指定していました。こんな座席です。

非常口席

座ってみると、広々~。CAさんとのお見合い席です。前にズルズルと足が伸ばせるので、シートを一切後ろに倒さなくても、7時間過ごせました(´∀`)

座席からの景色

窓側席のシートポケットは壁についています。あまり物は入りませんが、あるだけ助かります。真ん中席と通路側席の人のためのシートポケットは、CAさんのジャンプシート横にあります。座席に座ると絶対届きませんので、ほぼ使えないです。

シートポケット

ヘッドレストカバーは、人工皮革の角が攻撃的なやつ。

ヘッドレストカバー

非常口席に座る条件

搭乗するとCAさんから「ご存知かと思いますが、こちらは非常口席ですので、非常時にはお手伝いをお願いします、、」といった説明があります。

往路は口頭と説明書を見せられるだけでしたが、ジャカルタから帰ってくるときはこんな紙をもらいました。

非常口席説明

非常時には他のお客さんを制止して非常口を開放し、他のお客さんの脱出を援助。その後は速やかに機体から離れて、遠くへ避難するように声をかけないといけないそうです。できるかな?一生しなくて良いことを祈りますが・・

他に条件として、前に座席がありませんので、手荷物はすべて頭上の手荷物入れに収納しないといけません。シートポケットに入るくらいの小さなものは置いておけます。

またモニターは収納式なので、離着陸時などに映像を見ることができません。

と、いろいろ制限されるこの席ですが、非常時が来なければこの上なく快適です。

機内食

エコノミーですが機内食もご紹介しておきます。成田のラウンジで唐揚げとカレーを食べていたので、お腹はいっぱいだったのですが、一応いただいてみました。

こちらは海鮮ご飯のようなもの。

海鮮ご飯

この海鮮ご飯、以前からあると思うのですが、勝手に「海鮮」と言われると酢飯を想像してしまうのですが、ご飯は普通のご飯です。なので食べたときのがっかり感が強い一品だと思っています。美味しくない訳ではないのですが・・

もう一種類は根菜入りチキンハンバーグ

ハンバーグ

一緒についてくるパンの袋が可愛いんです。飛行機の絵が!

パンの袋

お味は結構濃い目でした。空腹なら美味しくいただけると思います。

CAさんは海鮮ご飯オシだったので、海鮮ご飯が余ってたんでしょうか。

後で気づいたのですが、コーンスープ茅乃舎の野菜スープを別途注文できたようです。そういえばコーンスープの香りがしてたんですよね・・。次回の課題です。

デザートは安定のハーゲンダッツでございました。

ハーゲンダッツ

トイレに窓!

この機種で一番テンションが上がったのがトイレ!があるんですよ。ANAの787のプロモーションサイトには窓付きトイレの写真がありますが、実物を見たのは初めてでした。こんな感じですね。

トイレの窓

嬉しくなって開けてみます。

トイレの窓オープン

昼便なら明るい!座席の窓同様、下のボタンで明るさも調整できます。

トイレの窓昼便

座ると窓の外は見えないので、トイレの向きを横向きにしてもらえないかな?とか思ってしまいました。

こちらのトイレは非常口近くの左側だったのですが、右側のトイレには窓がありませんでしたので、窓を楽しみたい方は左側をご利用ください。

それにしてもトイレはどんどん進化してますね。ウォシュレットはもちろん

ウォシュレット

おむつ替え用の台もありました。

おむつ替え台

なので、その分とっても広いです。

非常口席はどうやって指定する?

飛行機の座席の好みは、できるだけ前方が良いとか、一番後ろが良いとか、人それぞれだと思います。エコノミークラスにおける我が家の好みの順は

  • 1位:非常口席
  • 2位:一番後ろの席

といった感じでしょうか。

できるだけ好みの席を予約するために、私なりの見解をまとめたいと思います。

日本の航空会社の場合

最近特に感じることですが、上級会員になれば事前の座席指定でかなり幅広い座席が解放されます。今回ANAの非常口席を取れたのも、プラチナパワーかな?とも思います。ダイヤ様ならもっと解放されているはずです。

上級会員でなくても、当日チェックインカウンターで聞いてみるのも手です。ちょっと面倒ですが、自動チェックイン機を使わずにカウンターに寄ってみましょう。

海外の航空会社の場合

過去にアメリカの航空会社を利用した際、現地のチェックインカウンターで非常口席を確保できないか聞いてみたことがあります。結果は惨敗。考えられる理由は

  • 単純に満席
  • 上級会員じゃない
  • 英語力が足りない

などかな。。

カウンターでのやりとりの際、「英語で誘導対応をできないと、、」と一蹴されたので、私の英語力が一番の問題か?と反省しました。

他にも理由はありそうですが、海外の航空会社で特に日本への帰国便で非常口席を確保するのは、なかなかハードルが高そうです。

マメに座席チェックを

航空券を購入すれば、だいたいの航空会社ではネットで無料で座席指定ができます。一方LCCは有料ですし、一部のフルサービスキャリアでも座席によっては有料ですので、指定時に注意が必要です。

またパッケージツアーで予約している場合でも、航空券の予約番号がわかれば事前にネットでログインして座席指定できることもあります。非常口席とはいかないまでも、隣同士の席や希望の席が指定できます。

無料でちょっとでも良い席を確保したければ、マメにログインして座席の状況をチェックすることをおすすめします。意外とまとめて空席が出ていたり、より良い席が空いたりと結構動いていますので、ひと手間かけるだけで快適な空の旅が待っていますよ。