極東ロシア・ウラジオストクにあるおすすめカフェをご紹介。観光の途中に気軽に一休みできる便利なお店から、お洒落雑貨屋さんの不思議なコーヒーまで、いろいろいただいてきました。
ウラジオストクの飲食店事情
ウラジオストクには欧米系の飲食チェーン店はあまり進出しておらず、市内中心部を歩いていて見かけたのは、有名どころでケンタッキーフライドチキンとバーガーキングだけ。マクドもスタバもありません(※2019年8月現在)。
チェーン店であれば世界中どこでも、ある程度のメニューと価格帯は同じなので安心なんですけどね・・
とはいえ、世界的チェーン店が進出していないのもウラジオストクの魅力。個性的なお店もご紹介します。
スタバ的なPIRATE COFFEE
ウラジオストクでスタバ的に使えるのが「PIRATE COFFEE」。しかも格安です。
このサイズのアイスコーヒーが99ルーブル(200円弱)。ホイップクリーム追加が15ルーブル(30円弱)!
歩き回って暑かったので少し飲んで減ってますが、ほんとはめいっぱい入っています。ホイップクリームも甘すぎす、軽いデザート感覚でもいただけます。
市内に数店舗あるようですが、私が発見したのは2店舗だけでした。1店舗目は観光客が一度は行くであろう「噴水通り」沿い。ここはイートインスペースがあり、結構賑わっていました。
もう一箇所はショッピングセンター内のテイクアウト専門店。C56潜水艦のすぐ北側にあるこちら。
1階の入り口を入った正面にお店があります。近所には公園が多いので、一休みできるところも。
あのキリッとした青いお姉さんのロゴのカップを持って歩いている人を良くみかけたので、ホントはもっと店舗があるんだと思います。まあ、何よりPIRATE COFFEEは安さと手軽さが魅力です。
グム百貨店1階のカフェ
ウラジオストクのランドマーク的なお買い物ゾーンとして「グム百貨店」というお店があります。結構大きな百貨店。外観はこんな重厚な感じですが、普通にZARAとかが入っています。
その1階にカフェがあり、ちょっとしたお食事もできるようなので寄ってみました。
正面入口を入ってすぐ左手にカフェの入り口が。
店内は結構ヨーロピアンなイマドキカフェです。
店舗を入るとすぐ右手に注文カウンターがあり、日本語メニューもありました。店員さんは日本語NGですが英語はOK。親切に対応してくれます。もちろんクレジットカードもOK。
カウンターで注文して、好きな席に座って待っていると、運んできてくれます。
テーブルも小綺麗。
カプチーノとサーモンのキッシュをお願いしてみました。
カプチーノはかなりデカく、飲みごたえたっぷり。お味も普通に美味しいです。キッシュはちょっと温めすぎなのか、アツアツすぎて、うーんという感じでしたが、それなりのお味でございました。
他にもクロワッサンなどパン類がたくさんあったので、朝ごはんに良いかもです。
このカプチーノとキッシュで440ルーブル(約800円)。まあ、百貨店の中ですし、値段はこんなもんでしょうか。
このお店の良さは何と言っても立地。観光の合間にちょっと静かな空間で休憩したいときにちょうど良いと思います。あと、店内にお手洗いがあり、カフェのお客さんしか使わないというのもポイント高めですね。
映える雑貨店のナゾコーヒー
最後のお店は、話題の「グム裏」にある雑貨店です。「グム裏」というのは前述のグム百貨店の裏という意味。まさに百貨店の裏手にオシャレなお店が並んでいるのです。
グム百貨店の脇道を入っていくとこんな通りがあったり。
ここが百貨店の裏口。
雑貨店があるのはこちらのビルの2階。暗くて入りづらいけど・・
階段を上がると足が飛び出ているので、すぐにわかります。
基本的には雑貨屋さんなので、小洒落た雑貨でいっぱい。
お土産にいいですねー。
この空き缶みたいなのが可愛くて買おうとしたところ、この缶だけでは販売しておらず、お菓子などを持ってくれば封入して缶を閉めてくれるのだそう。うーん、このままが可愛いのに。
店内中心部にはブランコが!もちろん乗ってOK。
さて、コーヒーいってみましょう。メニューがこちら。
5種類あり、色によって効能(無いと思うけど)が違うそうです。嫌な気分を吹き飛ばしたいときとか、ストレス対策とか。。
で、私は青の「ANTISTRESS」を発注。200ルーブル(400円弱)。
そしてお席はこちら!スライスされたバスタブでございます。
一人で座っていると、他のお客さんが来られたときにちょっと恥ずかしいですけどね・・。
しばらくして青コーヒーがフラスコに入って到着。
ミルクホイップに着色されている感じですね。下のコーヒーは普通のコーヒー。隣のタブレットは砂糖ではなくラムネです。
まあ、お味はそれなりに・・という感じで。
席も少なくカフェという雰囲気ではないですが、お土産探しがてら寄ってみてはいかがでしょうか。
旧ソ連時代のピンバッジなどもありますよ。
ウラジオストクカフェいろいろ
今回は3ヶ所しかまわれませんでしたが、ウラジオストクにはオシャレなカフェがもっとたくさんあるようです。場所によってはお手頃価格で楽しめますし、歩いて周れる範囲にあるので、あちこち巡るのも楽しそうです。