美食の街と呼ばれ、ボロネーゼ発祥の地でもあるイタリア・ボローニャ。その郊外に巨大な食のテーマパーク「FICO Eataly World」という施設があります。イタリア食材やレストランで有名なEataly(イータリー)も関わる施設で、食事も買い物も楽しめる場所でした。
FICOとは
FICOは「Fabbrica Italiana Contadina」の頭文字をとった名称で、直訳するとイタリアの農民工場?農業工場?そんな意味のようです。農業や酪農をテーマに、食材やワインの販売、レストランなどが多数入っています。
アクセス
ボローニャの郊外にあり、公共交通機関なら市バスでアクセスできます。私たちは市バスを乗り換えて行ってみました。市バスなら普通の料金(10回券なら1回あたり1.4ユーロとか)で行けます。
バス路線は複数あるので、Googleマップで出発地&到着地を入れると、おすすめバス路線が出てきますので便利です。
ボローニャ中央駅から専用バスも出ているようです。専用のバスは片道5ユーロ、その日のうちの往復で7ユーロ。乗り換え不要なので中央駅周辺に滞在している方なら、こちらが楽で良いかもしれません。
営業時間
営業時間は以下の通り。入場は無料です。
月~金 10:00-23:00
土曜 10:00-00:00
日曜 10:00-23:00
私たちが行ったのは12月31日で、日中の営業は17時まででした。スタッフさん曰く、一旦夕方でお店を閉めて、20時ころからニューイヤーイベントが始まるとのことでした。
館内の様子
地図を見る限り敷地は結構広そうなのですが、イオンモールとかの方が大きいかも。
館内移動用に自転車もありました。かわいい。
お土産いろいろ買えます
年末だったからか、本当に開いてるの?と思うくらいのガラガラ具合。ALESSIなどのキッチングッズゾーンは店員も不在。
なんとか店員さんをつかまえて、ALESSIのセール品をお得に購入できました。
食材ゾーンも広大。パスタはもちろん、缶詰、乾き物、なんでもアリ。さすがEataly。
瓶詰め系もいろいろ。
お土産に用に1万円分くらい食材を買ってしまいました・・
FICOオリジナルグッズも少し。エプロンとかかわいいかも。
展示&デモンストレーション
農業や酪農をテーマにした展示もたくさん。こちらはパルミジャーノですね。ここは展示だけではなく、購入もできたと思います。
こちらはチーズを製造中。
こちらはトルテリーニ?かな。小さな餃子状のパスタです。お母さんがせっせとチネり中。職人技ですね。
ベンチが洗濯バサミ。さすがイタリア。おしゃれ。
ランチはボロネーゼを
レストランやフードコートのようなゾーンもあり、ちゃんと食事もできます。Eatalyなので期待。
白ワインをいただきながら・・
ボローニャなのでボロネーゼはマストでしょう。麺はもっちり、具もたっぷり、結構肉肉しい感じです。
もう一品は、たまに食べたくなるニョッキ。こちらもモチモチ、玉ねぎなどの野菜もたっぷりで優しいお味でした。
パルメザンチーズはかけ放題。瓶ごと持って帰りたいよぉ・・
ボロネーゼ、ニョッキ、ワイン1本をいただいて48ユーロでございました。ごちそうさまでした。
ボローニャで時間があればぜひ
当初FICOに行く予定はなかったのですが、 今回少し時間ができたので買い物&ランチがてら行ってみました。私たちは11時頃に到着、食事と買い物をして14時前には出てきた感じなので、サクッと楽しめると思います。
また有料にはなりますが、パスタやケーキを作ったり、工場体験ができたりといろいろなコースもあるようです。小さいお子さんは楽しいかもしれません。