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大阪府の警察で運転免許を更新してみました。平日に行けるなら日曜の門真より断然おすすめ

自動車の運転免許を持っている人なら必ずやってくる更新。私はいつも運転免許試験場に行っていましたが、今回初めて警察署で更新&交通安全協会で講習を受けてきました。もう「あの日曜の門真の大行列は何だったんだ!」というくらいあっさり終わったのでレポートです。

運転免許

大阪府下で運転免許を更新するには?

大阪府下で運転免許を更新する場合、手続きできる場所は大きく2つあります。

  1. 門真光明池運転免許試験場
  2. 各警察署(大阪水上、関西空港署を除く)

手続きできる曜日や時間

基本的に平日9時~17時(門真は8:45から)、門真のみ日曜も手続き可能です。変更の可能性もありますので、最新の情報は大阪府警等のサイトでご確認くださいませ。

運転免許更新手続/大阪府警本部

門真運転免許試験場(各種申請窓口、受付時間等)/大阪府警本部

平日休めないサラリーマンの選択肢

平日お仕事をしていて土日が休み、有給休暇も簡単に取れない!という方なら、「日曜日に門真に行く」一択だと思います。私も過去数回はそうでした。

朝イチに到着できるように電車に乗って、京阪の古川橋からバスに乗ったり、バスがすぐ来なかったら20分くらい歩いて行ってみたりして、試験場到着時には既に疲れが・・

手続きをベルトコンベア式に進めていっても、日曜の門真は激混みで、その場で撮影される証明写真はぐったりした表情になり、この写真で5年間いくのか・・と思うとさらに疲れが・・

早い時間に来たはずなのに、優良ドライバーであっても免許証を受け取って帰路につくのはランチタイム頃・・

更新のお知らせのハガキにも書いてありました。激しく混雑!

ハガキ

最近は働き方改革で、お休みが取れる方も多くなってきたと思います。警察署での更新の方が時間がかからないですし、ストレスもなく本当におすすめです。

警察署での更新の進め方

実際に私が手続きをした流れをご紹介します。署によって多少違うかもしれませんが、これから警察署で更新しようかな、と思っている方の参考になればと思います。

まずは警察署で更新手続き

1:警察署へ行く

持ち物は、運転免許証更新連絡のハガキ証明写真(縦3cm横2.4cm)1枚。住所や氏名が変わった方は住民票なども必要です。視力検査もありますので、メガネ等が必要な方はお忘れなく。

「運転免許の更新で」と申し出ると「はいはい~」と対応してくれました。

2:書類を記入

警察の方が書類を作成してくれますので、氏名連絡先医師から特別な診断を受けたことがないかチェック(たぶん、こんな内容だった)などを記入します。1分くらいで終了。

3:視力検査、パスコード設定

続いて、たった今書類を書いていたカウンターの横を向くと視力検査機械があり、その場で視力検査を受けます。これも30秒くらいで終了。

さらに反対を向くと、4桁の数字を2種類設定する機械があり、これも入力して控えを受け取ります。

4:手数料の支払い

手数料等はこちら。大阪府警のサイトからお借りましました

手数料

私が行った警察署では、免許更新の窓口から徒歩30歩くらいのところに「会計課」があり、そちらで3,000円を支払いました。署によっては印紙を購入するところもあるようです。

支払いは現金のみでした。そのうちキャッシュレスになっていくんでしょうか。

5:講習の説明&期限延長した免許の受け取り

手数料の領収証を持ってカウンターに戻り、講習の説明を受けました。運転免許の更新は講習を受けないと完了しません。2つの方法があるようです。

  • 役所で月2回(平日)に実施される講習を受講。これなら確か免許証は即日交付。
  • 近隣の交通安全協会で実施されている講習を受講。平日に1日8回実施。

警察での免許更新手続きと講習は別日でも良いということですね。

となると気になるのが免許の有効期限。期限ギリギリに更新に行って、講習が少し先になると期限が切れるのでは?!と思いましたが、こんな感じで期限を延長してくれました。免許の裏のハンコがこちら。

期限延長

本来の期限から3週間ほど延長されましたが、おそらくキリよく月末なのかな?と思います。2020年は閏年なので、2月29日!ちょっと嬉しい。

ここまで、警察署に入ってから出るまでの時間はなんと13分!実際の手続きは8分くらいだったと思います。

曜日や時間帯によると思いますが、このスピード感。もう門真には行かない!と誓いました・・

交通安全協会での講習

警察での手続きが終了し、その足で近所の交通安全協会に講習を受けに行きます。だいたいどの警察署でも、近くに交通安全協会があるようです。

こちらでは1日8回講習があり、こんなスケジュール。

講習スケジュール

この講習のスケジュールは警察署に事前に電話すれば教えてくれました

「10:50の講習を受けるなら、10時くらいに警察に来てくださいね」と言われたので、そうしたのですが、ソッコー手続きが終わってしまったので、買い物をしながら時間を潰しました。

こういう時間の潰し方ができるのも、近くの警察署ならでは。

交通安全協会での流れは次の通り。

1:手続き申し込み

警察署でもらった書類を受付の人に渡して、郵送用封筒の宛名などを記入します。

2:郵送料支払い

免許証は後日書留で郵送されてきますので、送料800円を支払います。聞きませんでしたが、たぶん現金のみです。にしても、この800円の根拠って何なんでしょうね。50gまでで損害要償額75万円をつけた一般書留で802円(2019年12月現在)ですが・・・

3:講習受講

講習開始5分前くらいに隣接する小部屋に案内され、30分間の講習を受けました。オジサマがひたすら話してくれます。このときの受講者は私を含めて4名。うち3名は優良講習だったので30分で終了、もうお1人は一般講習だったのでそのまま残られていました。

4:領収書受け取り

講習が終わったら送料の領収書を受け取り終了です。そちらに免許証の発送日が書かれていました。基本的に3週間後に発行されるようです。

警察署で免許の更新をする際の注意点

今回、うまく平日に行くことができたのでラクラクだったのですが、いくつか注意点もあります。

証明写真のサイズ

警察署の場合、6ヶ月以内に撮影した証明写真を持って行く必要があります。しかもよくある履歴書用の縦4cm横3cmではありません。

運転免許は縦3cm横2.4cmなのです。私は写真屋さんで撮影したデータがあったので、コンビニの機械を使ってプリントして持って行きました。裁断は警察でやってくれます。警察で「いつ撮影されましたか?」と聞かれますので、古いのものはNGです。

一応、写真屋さんでもらった縦4cm横3cmにカットされたものも持って行きましたが、顔が大きくなりすぎるのでNGと言われました。

もし手持ちがなければ新たにスピード写真で撮影するか、交通安全協会でも撮影可能です。もちろん別途料金はかかりますが・・

講習の時間

交通安全協会によっていろいろですが、講習の時間は決まっています。私が行ったところは優良講習は1日8回でしたが、一般講習は1日3回しかありませんでした。時間を有効に使うためにも、事前にスケジュールを問い合わせておくことをおすすめします。

受け取りは書留

新しい免許は書留で郵送されてきますので、ポストに投函ではなく受け取りが必要になります。不在であれば通知は入りますが、タイミングが合わなければ受け取りがさらに延びることになります。

試験場ではかからない料金が発生

運転免許試験場では即日交付なので送料はかかりませんし、写真も無料で撮影してくれます。警察署の場合は送料800円、写真がなければ撮影代(700~800円くらい?)が別途かかりますので、試験場までの交通費と天秤にかけても良いかもしれません。

違反・初回の講習は試験場で

交通安全協会では違反・初回講習は行っていません。これらの方は運転免許試験場に行くことになります。

講習を忘れると免許が失効

警察での更新手続きと講習は別日でもOKなのですが、もし講習を受け忘れて延長した免許の期限が切れると免許が失効し、そのまま運転すると無免許運転になりますので、ご注意ください。

警察署で更新してみて

今回、警察での手続きが8分で終わったので、予定していた講習まで時間があきましたが、うまくいけば警察の手続きと講習をあわせて1時間もかからないと思います。

平日に行かないといけない、という最大の難関はありますが、半休を取ってでも行く価値はあると思いました。

このように少しでも警察で免許を更新する人が増えれば、門真の激混みも多少は緩和されるのでは、と思います。