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【インドネシア旅】オランダ統治時代の建物が素敵なカフェ・バタビアでランチ

かれこれ1ヶ月以上前の話ですが、夏休みはジャカルタに行ってきました。ジャカルタ北部には「コタ」という地区があり、オランダ統治時代の建物が残っています。そのうちの一つを利用した有名なお店がカフェ・バタビア。歴史を感じる素敵な建物でランチをしてみました。

バタビア外観

カフェ・バタビアとは

バタビア」とはジャカルタがオランダの統治下だった17世紀ころの呼び名。第二次世界大戦で日本が占領下に置いてからはジャカルタと呼ばれ、今に至っています。

ジャカルタ北部にあるコタ地区には、オランダ統治時代の建物がいくつも残っています。その中心となるのがファタヒラ・スクエアという広場で、この広場に面している有名なお店が「カフェ・バタビアです。もともとは東インド会社の建物だったものをカフェとして使っています。

アクセス

タクシーでももちろん訪れることはできますが、私たちはトランスジャカルタというバスウェイで行ってきました。ブロックMとコタを結ぶ路線の終点・コタで降りれば徒歩数分で到着します。ただ、まともな横断歩道も少なく交通量がとても多いので、車道を横断するときは本当に気をつけてください。

カフェの詳しい場所はこちら。

営業時間・予算など

私たちはランチのために訪れましたが、朝から夜までオープンしています。

月~木/8:00~24:00
金/8:00~25:00
日・祝/7:00~24:00

土曜日の営業時間は公式サイトに記載がないのですが、生演奏が土曜もあるようですので、ちゃんと営業していると思います。

地元の人たちにとっては少し高級なお店のようで、お客さんは外国人観光客がほとんどでした。予算感は、コーヒーで400円前後のイメージです。地元の方かな?と思える人もいらっしゃいましたが、会社か何かの集まりのようで、ちょっと特別な会の会場として使っている印象でした。

クレジットカード払いもOKですし、スタッフさんも英語でOKなので、観光客は利用しやすいお店です。

店内の様子

では早速お店の中へ。

入口から素敵。

お店の敷地に入るとまず、人数や禁煙・喫煙の希望などを聞かれ、入口付近で待機します。エントランスのカウンターなども素敵な感じです。

エントランス

入口横にあるテラス。ここでも食事ができるのかな?

テラス
1階は喫煙の客席と生演奏用のステージがセットされていました。私たちは禁煙の2階席へ。途中、たくさんの写真が飾られていて、東南アジアのお店とは思えないようなオシャレな雰囲気です。

壁の写真
2階のバーカウンターは重厚な雰囲気。磨き上げられた机や壁の照明が、なんとも歴史を感じます。

カウンター

バーカウンターを抜けて、テーブルがたくさん並ぶGrand Salonへ入ります。

グランドサロン
2階は天井がとても高く、一面が窓なので明るく開放的な印象です。天井の照明や柱のちょっとした意匠も素敵。

ダイニング
窓側の席からは広場を見下ろすことができます。広場周辺の建物も歴史があるものばかりなので、100年くらいタイムスリップしたような気分になります。

広場

いただいたもの

ランチでいただいたものたちです。

まずはチキンのサテ

サテ
マレーシアやインドネシアの屋台でおなじみのサテですが、チキンなどの串焼きのようなものです。タレはピーナッツが入った甘めのものがかかっていることが多いのですが、こちらのサテも甘めのタレがかかっていました。屋台のサテはお肉が小さくて硬いこともありますが、さすがバタビアのサテは柔らかくてしっかり食べごたえのあるお味でした。たまにライムを絞るとさっぱりといただけますし、一緒に出てきた白ごはんともよく合います。一人で食べるには多かったので、何人かでシェアがおすすめです。

もう一品はミーゴレン。焼きそばですね。

ミーゴレン
予想通りのお味でしたが、これはこれで安定の一品。日本人の口にも合うと思います。横に添えられたエビせんがアクセントになって箸がすすみます。

これに加えてビールを瓶で2本注文し、合計2,500円弱くらいでした。

ジャカルタに来たならぜひ

東南アジアのローカルグルメといえば屋台メシ!という方も多いと思います。もちろんそれも魅力的ですが、たまにはこんな歴史的建物で食事をするのも楽しいです。

日本のカフェと値段はあまり変わりませんので、東南アジアでは贅沢な気もしますが、歴史を感じる素敵なカフェ・バタビアジャカルタに行かれたらぜひ訪れてみてください。