(2019年1月現在、変なSIMのiOS向けアプリは新しく変わり、設定方法も変わっています。通信状態は大きく変わらないと思いますので、ご参考程度に・・)
この夏から使い始めたH.I.S.モバイルの変なSIM。名前は変ですが世界75カ国で使えるSIMで、シールタイプなので差し替え不要と、なかなか便利なSIMです。8月後半に行ってきたハワイ・ホノルルでも使ってみました。
変なSIMとは
旅行大手のHISのグループ会社、H.I.S.Mobile株式会社が運営しているSIMです。HISモバイルはもともと格安スマホの会社で、海外旅行者向けに海外用の「変なSIM」を販売しています。
料金、利用エリア
手軽に購入できるお値段です。
データの料金/200MBまで24時間500円(不課税)
SIM本体価格/1,980円
利用できる国と地域も多めです。
アイスランド/アイルランド/アゼルバイジャン共和国/アメリカ合衆国/アルバニア/イギリス/イスラエル/イタリア/イラン/インド/インドネシア/ウクライナ/ウズベキスタン/ウルグアイ/エストニア/オーストラリア/オーストリア/オマーン/オランダ/カザフスタン/カタール/カナダ/韓国/カンボジア/ギリシャ/グアム(アメリカ)/クロアチア/サウジアラビア/ジョージア/シンガポール/スイス/スウェーデン/スペイン/スリランカ/スロベニア/セルビア/タイ/台湾/チェコ/中国/チリ/デンマーク/ドイツ/トルコ/ニュージーランド/ノルウェー/バーレーン王国/パキスタン/ハンガリー/バングラデシュ/ハワイ(アメリカ)/フィリピン/フィンランド/プエルトリコ/フランス/ブルガリア/ベトナム/ベラルーシ/ベルギー/ポーランド/ポルトガル/香港/マカオ/マケドニア/マルタ/マレーシア/ミャンマー/メキシコ/モンテネグロ/ラトビア/リトアニア/リヒテンシュタイン/ルーマニア/ルクセンブルグ/ロシア
iPhoneなどSIMカードが1枚しか入れられない場合、違うSIMを使うときはトレーを取り出して入れ替える必要があります。一方この変なSIMの場合は、今入れているSIMに貼り付けて使えるので、いちいち差し替える必要がありません。
ホノルルでの使用感
飛行機がホノルルの空港に着いて、シートベルトサインが消灯し、飛行機を降りるまでに繋いでみましたが、すんなり繋がりました。大手のAT&Tや格安のTモバイルの電波を拾ってました。画像は3Gになってますが、地図を見たりLINEで連絡をとる程度なら全然問題ナシです。
スピードテストなんてハイテクなことしてませんが。。
プランの購入方法のコツ
変なSIMの1日あたりの料金は、使える容量のワリに値段が高め(24時間200Mbで500円)ですが、うまく購入すればモバイルWiFiなどより結構節約になります。
ハワイ4泊6日の例
たとえばハワイに4泊6日で行く場合。モバイルWiFiをレンタルするなら出発日から帰国まで借りるので、6日間のプランになります。一方変なSIMの場合は使う日数だけなので、実質4日間の購入で済みます。日本の空港にいるときや、飛行機に乗ってる時間は使わないので。こんな感じです。公式Webサイトから表をお借りしました。
モバイルWiFiもキャンペーンで安くなっていたりしますので、比較して安い方を選択すれば良いですが、受け取りや返却が手間だったり、重い本体を常に持ち歩かないといけなかったり、何かと機動力に欠けるんですよね。。
変なSIMは24時間単位で購入できるので、なかなか使い勝手が良いのです。こんな感じでアプリ内でカウントダウンされます。
何より軽い!
その他の地域ではどうか
東南アジアはSIMカードが激安なので、現地調達の方が安いと思います。地域や滞在期間によって検討されるのが良いかと。
アメリカ本土はハワイとほぼ同じですが、容量が欲しい方は現地調達もアリだと思います。ニューヨークでTモバイルのSIMカードを買ったお話はこちら。
ヨーロッパは現地SIMを買ったことがないですが、素人なりに調べる限り、結構高額そうなんですよね。。
南米、オセアニア、アフリカは今のところ行く予定がないのですが、いつか試してみたいです。