先日宮崎に行ってきました。空の玄関口・宮崎ブーゲンビリア空港では、いろいろと楽しめる工夫がされていたのでご紹介。
宮崎『ブーゲンビリア』空港
最近では素敵な名前の空港が増えましたね。JALやANAの機内誌で路線図を見るたびに、こんな名前やったっけ?という空港が増えている気がします。
今回訪れた宮崎空港も「宮崎ブーゲンビリア空港」。パラダイス山元さんの著書・飛行機のある暮らしで、キラキラネーム空港として紹介されています。ブーゲンビリアの愛称は公募で決まったらしく、2014年10月26日に発表され、「お花のようなおもてなし」を目指されるとのこと。
私はブーゲンビリアと聞くと、たまの名曲・さよなら人類を思い出すのですが。
目玉は実機のコックピットに座れるエアプレインパーク
宮崎空港(ここから、ブーゲンビリア省略)の屋上には飛行機が展示されています。それがこちら。
Beechcraft式 C90A(キングエア)仕様だそうです。小さくてかわいい。
この飛行機は25年間で1,700名の航空大学生の訓練機として活躍。東日本大震災の日は仙台に訓練に行っていたそうですが、着陸直前にゴーアラウンド(上昇指示)の緊急連絡があり着陸せず、そのおかげで津波から逃れられたとか。空港にいた他の訓練機7機は津波に遭ってしまったそうなので、「奇跡の飛行機・ラッキーガール」と呼ばれているそうです。
機内には入ることができます。
入ってみると結構狭い。
もちろんコックピットにも座れます。
機長席に座ってみます。髪の毛がボサボサだな・・。ヘッドホン(?)の代わりに耳あてだけど。
窓からは空が見えて、飛んでるみたい?機長目線を体験。
窓がそんなに大きくないのですが、これで有視界飛行とかできるんでしょうか?有視界飛行はしないのかな?飛行機は運転したことがないので、よくわからないですけど、、。
子ども用にパイロットの帽子なども用意されていますので、お子さん連れの方は是非どうぞ。
展望デッキ
このエアプレインパークは展望デッキに位置していますが、もちろん離発着する飛行機も見えます。
ちょうどソラシドエアが旅立って行きました。
展望デッキ入口にはフライトスケジュールがありますので、次の離発着も確認できます。
からくり時計「夢かぐら」
空港ビルに入って正面、3階の壁にはからくり時計が設置されています。
私たちが到着したお昼12時に動き出したので、12時にしか出てこないのかと思ったのですが、1時間に1回動くみたいですね。結構凝ってます。
公式サイトによると
からくり人形は、宮崎県高千穂町に伝わる伝統芸能で無形文化財の天岩戸の岩戸神楽をモチーフに手力男命(たぢからおのみこと)あまのうずめの命(みこと)が太鼓の合図にあわせて神楽を舞います。
とのこと。結構大きな音で鳴り出しますので、ちょっとビックリしますが、タイミングが合えば見てみてください。
もしもしコーナー?!
ちょっと気になるこの看板。
はじめは公衆電話でも置いてあるのかと思いました。よく見てみると、、
インターホン?!そうか!保安検査場を抜けた出発する人と、見送りの人がガラス越しに話せるのか!制限エリア内から見るとこんな感じです。
1人1台携帯を持っている時代に、こんなアナログなコミュニケーション手段って、なんだか素敵です。昔の駅にあった黒板の伝言板みたい。もしもしコーナー、末長く設置しておいてほしいものです。
温水さんの銅像
宮崎空港で私が一番の名所だと思うのがこちら!
温水洋一さんの銅像です。今年のM1グランプリで優勝したとろサーモンが温水さんの銅像を紹介していて、是非見たいと思っていました。とろサーモンは宮崎の出身なんですね。空港に着いてから、すぐに温水さんの銅像に向かってしまったほど、この銅像は見たかったんですよねー。
ひなたぬくぬくベンチだそうです。隣に座って記念撮影もできますので、温水さんファン垂涎のスポットですね (´∀`)
宮崎空港の楽しみ方、まとめ
先月行った鹿児島空港が楽しかったので、正直宮崎空港には期待していなかったのですが、小技が効いていて結構楽しめました。コンパクトで迷子にならないのも良いです。
1Fにあるジューススタンドでは豪華なマンゴーソフトクリームなども売っているので、マンゴー好きな方はぜひお試しください(私はマンゴーが苦手なので食べていないのです)。
地方空港、あの手この手で楽しませてくれるので、いろいろ回ってみたいと思います。