6月上旬に秋田県の抱返り渓谷というところに行ってきました。緩やかな散策道から見えるのはターコイズの美しい川でした。
抱返り渓谷はこちらです
抱返り渓谷は「だきがえりけいこく」と読みます。秋田県にある渓谷で、このあたりにあります。
秋田空港から車で1時間くらいの場所です。私たちは、前日に岩手県との県境にある八幡平のドラゴンアイに行ったあと、ここ、抱返り渓谷に向かいました。
写真はないのですが抱返り渓谷に向かう途中、山の中を走っていたら、秋田新幹線のこまちが突然現れてビックリしました。こんな狭い線路を新幹線が走るの?!というところで遭遇し、ダイヤがわかっていたら素敵な写真が撮れそうな雰囲気でした。この後、こまちのおかげでテンションMAXでのドライブとなったのです。
名前の由来
抱返り渓谷という珍しい名前ですが、昔は人がすれ違う時にお互い抱きかかえるようにしないと通れないほど険しい場所だったため、この名前がついたそうです。今は結構整備されているので、抱きかかえなくてもすれ違えますよ。
散策開始
渓谷の入り口に車を停めて、散策開始です。駐車場はとっても広くて無料でした。私たちが行ったときは20台も停まっていなかったと思いますが、駐車場の広さからして、紅葉のシーズンなどは混み合うのかな?
抱返り渓谷はミシュラングリーンガイドにも選ばれているそうです。2016年の東北Web版に掲載されているのだとか。
遊歩道の入り口はこちら
さて、早速散策を開始します。
道は舗装されていて、とても歩きやすいです。脇には少しずつキレイな川が見えてきます。
山の中へ向かって行く途中にこんな看板が!
ひえ~、マムシ出るの??嫌だなー、と思いつつも後には引けませんので、さらに進みます。すると吊橋が登場。
どこかの渓谷で「吊橋は揺らすものではありません。揺れるものです」という看板を見ましたが、ここの吊橋もまあまあ揺れました。そんなに高さはないですけどね。
渡りきったところから見える景色はこんな感じです。
赤い橋と青い川のコントラストがキレイ。お天気があまり良くなかったのですが、晴れていたらもっと鮮やかなブルーが見られると思います。
さらに山奥に進んでいくと、徐々にブルーが濃くなっていきます。
途中、こんな真っ暗なトンネルを抜けると・・
おお!かなりターコイズ!
このあたりが一番ミルキーな青が見られました。
ゴールは滝です
遊歩道の入り口から歩いて30分弱、ここが行き止まりです。
以前はこの先にも進めたようなのですが、崩落などのため現在は通行止めとのことでした。
この周辺にあるのが、回顧の滝(みかえりのたき)。
私は滝マニアではないので、滝の良さがわからないのですが、コンパクトでシュッとした滝でした。
帰りのお楽しみ
散策すること往復約1時間。6月上旬の曇りの日でしたが、日差しも強すぎず涼しい気温で歩きやすい環境でした。戻ってきて小腹が空いたので、ふもとの売店でスイーツタイムです。
この売店、おばあさんが一人でされているのですが、昭和30年代くらいで時間が止まったような、レトロな椅子や机が並ぶお店です。
ソフトクリームをいただきまーす。
相方はメロンソーダ。
私はアンニン(杏仁)です。後ろの濃いのはオブジェですが、なぜこの色??
さっぱり小腹を満たして抱返り渓谷終了です。
抱返り渓谷まとめ
この渓谷の青さの理由はちゃんと調べられていないのですが、近隣に湧く温泉や、水に含まれる金属成分が影響していそうです。透明度もさることながら、とても特徴的な色なので楽しめると思います。
秋田市内や空港からは少しアクセスしづらいですが、遊歩道は歩きやすく、往復しても1時間程度ですので、ラクに散策できると思いますよ。
青い水の絶景探しは、まだまだ続きます。