2018年12月、関空からフランクフルトを経由してロンドンに行ってきました。陸で貯めたANAマイルを一撃で使い果たして発券したルフトハンザのビジネスクラス、関空~フランクフルトの搭乗記です。
ANAマイルで発券
私は今までなんだかんだでビジネスクラスには乗る機会があったのですが、相方はビジネス未経験。ということで私がほぼ一人で黙々と陸で貯めたANAマイル・19万マイルを使い果たし、関空~フランクフルト~ロンドン、ダブリン~フランクフルト~関空という長距離便を発券しました。その時のお話はこちら。
定刻より少し早めに搭乗開始
関空の飛鳥ラウンジでぐったりしていたら、そろそろ搭乗の時間に。前日の同便は30分くらい遅延していたので、この日は10分早い出発時刻に変更されていました。質実剛健(?)なイメージがあるルフトハンザ。今日は遅延させまい!という意気込みが感じられました。おかげで到着も定刻より早かったです。さすが。飛行機はサービスも大切ですが、安全に定時運行してもらえるのが何より信頼できるポイントかと。
機内へ
ボーディングブリッジで運命の分かれ道を左へ。
往路はアッパーデッキの最前列を予約していましたので、階段を2階へ上がります。ちょっとレトロ感のある階段・・。航空博物館に展示されていそうな雰囲気。
こちらがアッパーデッキの最前列。お!コックピットの扉が開いている!ワクワク!
シートはびっくりするほど広い訳ではありませんが十分なスペース。
フルフラットにもなるシートですが、お隣とちょっと近いのが気になるかな・・。通路側の人がフルフラットにしていたら、窓側の人はとっても出づらいです。身内じゃないと気まずいです。
シートはこちらのスイッチで自由に動かせますが、なかなかちょうど良いポジションが見つからず、右往左往していました。
アメニティなど
一通り必要なものは揃っています。結構厚手のブランケットや
シートに敷くマットレス。これがあるのと無いのでは寝心地が変わります。
ヘッドホンはよくあるノイズキャンセリング的なもの。
アメニティポーチはドイツのライゼンタール(Reisenthel)のものでした。シンプルなので自宅で便利に使っています。
中身はこんな感じ。靴下とか歯ブラシとか一般的なものです。クリーム系は私の宿敵・ロクシタン!もう、ロクシタンの匂い、ダメですね・・。頭痛が・・。好きな方、すみません。
ドリンクとお食事
離陸前にはウェルカムドリンクの泡をいただきました。シャンパーニュではありません。ブロガーさんがよくやってる角度。
離陸後しばらくするとお食事スタートです。まずは食前にシャンパーニュ。こちらはちゃんとシャンパーニュ。グラスの脚も長くなりました。相方はドイツのビールをナッツとともに。
メニューはこちら。洋食が牛肉の煮込みor鯛とエビのソテー、和食が鴨鍋仕立てだそうです。
私は和食をお願いしたので、小奇麗な前菜から。
蕎麦もあるので、もうこれだけで十分なんですけど・・と思いながら、なんだか可愛い器だなーと裏を見ると・・、おお!!ルフトハンザモデルのノリタケ!!
なんて素敵なの!!これ、どこかで買えないんですかね。ドイツの航空ジャンク市とかに行けば手に入れられるんでしょうか・・。このあとの機内食、すべての食器をチェックしてしまったのですが、和食はだいたいノリタケでした。もう食事どころではありません。食器に夢中です(笑)
その後の機内食はこんな流れです。洋食の前菜は鴨の燻製など。パンはドイツの田舎パンみたいなハード系。
和食のメインは鴨鍋風の煮物っぽいもの。優しいお味で食べやすかったです。
こちらが洋食のメイン。牛肉ですが、相方曰く、顎のトレーニングになったそうです。
ちゃっかりチーズも。安定のお味。
さらにケーキまで。完全に食べ過ぎです。
長距離便なので、到着前にもう一度お食事が出ます。メニューがこちら。
もう顎のトレーニングはしたくないので、二人とも和食にしました。サバの味噌煮とかいろいろ。味噌汁は泡立った感じだったので、これなら生味噌のインスタントの方が美味しいのに・・とか思ったり。
右手前の湯呑もノリタケだったと思います。大満足の食器たちでした。
さよなら、関空のLH・B747
ルフトハンザの関空~フランクフルト便は、2019年3月31日からミュンヘン行きにスイッチされ、機種もB747からA350-900に変わりました。B747に乗りたい方は海外へお越しくださいませ・・。