2019年10月19日に高知龍馬空港で実施された、「空の日」エアポートフェスティバル2019に行ってきました。グッズ販売や放水アーチ、制限区域内での自衛隊機見学など、なかなか楽しいイベントでした。
秋は「空の日」イベントいっぱい
「空の日」をご存知でしょうか。
1910年に徳川好敏と日野熊蔵両陸軍大尉が、日本初の動力飛行に成功して30周年、加えて紀元2600年を記念して1940年9月28日に制定された「航空日」が起源だそうで、1941年には「航空日」が9月20日になったそうです。その後1992年には民間航空40周年を記念して、同日が「空の日」になり今に至ります。
そんなこんなで、9月20日あたりには各地の空港などでよくイベントが行われています。飛行機好きの私としては、1年で一番(?)忙しい季節です。
天候やカレンダーの並びなども考慮し、各空港10月中旬~下旬に開催するケースが多い気がします。
今年は高知龍馬空港のイベントへ遠征
関西在住の我が家は、例年関西圏の空港(伊丹・関空・神戸)のイベントに参加していますが、今年は高知まで遠征してみました。
わざわざ行った理由は3つ。
- グッズ販売
- 放水アーチ
- 制限区域内をトロッコに乗って見学
全部達成できたらいいな・・と。
ANA便で伊丹出発
当日は伊丹空港からANA便でサクッと。久々のボンQさん、宜しくお願いします。
ベルト着用サインが消えるのは10分ほど。あっという間に高知龍馬空港へ到着でございます。龍馬がお出迎え。
高知龍馬空港に着いたのは11時ころ。既にイベントは始まっていましたが、お目当てに向かってまっしぐらです。
まずはANAグッズ
何より楽しみにしていた航空会社のグッズ。今回はANAとJALがそれぞれブースを出されていました。JALはおもちゃ系が多く、あまり触手が伸びず。
ANAのグッズもボーイングデザインのペンやタグなど、あんまりかなー・・という感じでちょっとがっかりだったのですが、即決で買ったのがこちら!
機内用の食器でございます!ビジネスクラスかしら?4種類あったようですが、既に1種類売り切れていました。
売り切れた食器をチラ見。うーん、この小鉢欲しかったな・・
グラスは我が家に同じものが4つくらいあるので、今回は長方形のものと楕円のお皿を数枚ずついただきました。
裏にはもちろんANAのロゴ。
重量感のある食器ですが、早速お菓子などを入れるのに使っています。普段使いに活躍してくれそうです。
制限区域内での見学
空港外側から管制塔方面にまわり、制限区域内に向かいます。さすが空港施設、入るのに名前や連絡先を書いて手続きが必要です。
タグをもらって、いざ制限区域内へ。
こんな目線でターミナルビルを眺めることができます。沖止め以外でこの目線はなかなか無いですね。
車両展示、まずは空港用の消防車。モリタ製のものですね。飛行機と併走して消火をするので、放水(?)しながら速く走れるらしく。以前モリタさんの工場に伺った際、2億円か3億円するという話をお聞きしました(違ってたらすみません)。消防車って自治体によってニーズが違うので、結構オーダーメイドらしいですね。
機体除雪車とか。働く車にあまり興味がないので、このあたりで。。
お目当てはこちら。顔ハメパネルも一緒に撮影できる、自衛隊のC-130H輸送機。
前からはこんな感じ。
中にも入れます。
おじゃまします。全景の写真がないのですが、何かとむき出しでした。意外に簡素な作りというか。
乗務員用?の座席も簡易なもの。座り心地はまったく良くありません。自衛官の皆さまには頭が下がります。
自衛隊コーナーには他に、制服の試着や操縦桿の見本、グッズ販売も少しありました。ブルーインパルスのVR体験もあり、体験者にはステッカーのプレゼントも。
放水アーチを見に、送迎デッキへ
この日のもう一つのお目当て、放水アーチを見に送迎デッキへ向かいます。12:50着のANA563便と、15:40着のJAL495便に放水アーチが実施されるとのこと。送迎デッキは普段から入場無料みたいです。
送迎デッキでは屋台やステージが出ていて、かなりの人で賑わっていました。そんな中、フェンス前に陣取りフライトレーダーを見ながらANA563便を待つことに。
そして定刻より15分くらい遅れて到着。ANA563便は滑走路から一旦誘導路に入ってきたのですが、アーチの下をくぐるために再度滑走路に戻っていました。しかも、ちょうどFDAが着陸してきたので、その着陸も待つことに。
乗客にはちゃんと説明があったのかな?既に遅延してるのに、さらに大回り・・。
で、放水アーチスタート!
徐々に近づいてくると、ちょっと感動。
こんにちはー
ANA563便の通り抜けが終わったら、さきほど着陸待ちをしていたFDAが隣からひょっこりと。
2機の駐機場はお隣同士でした。
こんな小さな空港なのに、遅延とイベントが重なって、なんだか一瞬混雑空港になっていました。
実は初めて見た放水アーチですが、とっても素敵ですね。今回はイベントでの実施でしたが、初便やラストフライトだとたまらないでしょうね・・
またどこかで見られたらいいな。
トロッコは断念
制限区域内をトロッコに乗って見学できるコースもあったのですが、指定の時間内に申し込み、抽選発表、見学時間もかなり先、ということで今回は諦めました。ちょうど放水アーチのタイミングに、1台のトロッコが誘導路付近まで行かれていて、あれはかなり羨ましかったのですが。。
フードもいろいろ
放水アーチを堪能したあとは、屋台でフードをいただきます。まずは飛行機を愛でながらビールで乾杯。
地元の方が多いようで、車で来られているのかビールを飲んでいる人は皆無でした。飛行機でこのイベントに来た客は我が家くらいでしょうか・・
焼き鳥を数本いただき
肉巻きおにぎりも。
フードコーナーではスタンプラリーを行っており、3店舗で買い物をすると抽選に参加できます。
空くじなしとのことで、我が家はおかきをもらってしまいました。売店で見たところ540円くらいのもの!ごちそうさまでした~
さいごに
初めて地元以外の空の日イベントに行ってみましたが、いろいろと工夫をされているな・・と思いました。今回については放水アーチが一番グッときました(*^^*)
屋台やステージの出し物は各地域のカラーが出ますので、結構新しい発見があったりします。高知の「ごめん戦隊ゴメンジャー」なるものがショーをやってましたし。
他にも目的があって高知に行ったのですが、今後もタイミングが合えば日本各地の空の日イベントに足を延ばしてみようかと思います。