2019年のゴールデンウィークに山口県を訪れた際、とある酒蔵に立ち寄りました。お名前は大嶺(おおみね)酒造。いわゆる日本酒の酒蔵のイメージを覆すような洗練された酒蔵でした。
大嶺酒造とは
50年以上休眠状態だった大嶺酒造ですが、2010年に復活しました。その方針は「古典レシピを尊敬しつつ、現代の技術をもって先人の成し得なかった日本酒を創造する」。いわゆる昔ながらの酒蔵とはまったく違う、とってもイマドキな雰囲気です。
場所はこちら
住所は山口県美祢市秋芳町別府2585-2なのですが、「秋芳町別府」全域が選択されてしまい、地図に入れても出てきませんでした。
実際にある場所は、「秋芳オートライフ杉山」というお店の北側です。Googleのストリートビューは少し古いのでまだ更地ですが、このあたりです。
道路沿いに駐車場の看板が出ていますし、突然白い異質な建物が現れるので、見逃すことはないと思います。すんごい広い駐車場です。
内部の様子
早速、蔵?店内?に入ってみます。入り口にはお米のようなモチーフが。オシャレー
入ってすぐに迎えてくれるのが、アメリカンダイナーのようなネオンサイン!大嶺酒造の歴史を表しているようです。ここが日本酒の酒蔵ということを忘れてしまう雰囲気。
入り口近くには美術館のような展示の物販コーナーが。なんともキレイなボトル。右の白いのは【新蔵2期目、火入れ純米吟醸2粒】720ml・3600円で、スパークリングワインのような見た目です。透明の方【新蔵2期目、定番火入れ純米酒】720mlが1800円、1800mlが3200円です。エビアンのデザインボトルとかでありそうですね。値段はおそらく税別。
お酒以外にもお猪口や
蔵オリジナルのコンテナまで!このタイプのコンテナ、使いやすくて便利なんですが、お値段なんと8000円!ちと高い・・
要冷蔵のお酒も販売されていました。日本酒っぽくない見た目です。
蔵の見学へ
さらに奥へ進んでいくと、近代的な工場のような蔵に続いています。自由に見学できますので、お邪魔してみました。入り口は食品工場感が。
看板を留めている結束バンドが可愛すぎて・・
ガラス張りの向こうはメカニックな感じで、蔵というより工場・・
通路には先程のコンテナが積まれていて、ちょっとしたテーブルに。これはこれで良い雰囲気。
こんなデザインのボトルもディスプレイ。海外でウケそう。
店内(蔵内?)には、ちょっとしたカフェのようなカウンターとイートインスペースが用意されています。この日はゴールデンウィーク中ということもあり、日本酒やソフトドリンク以外の特別メニューもありました。
我が家はちょっとついでに寄っただけなので、何もいただかずに帰ってきました。
ギフトに良いかも
日本酒の酒蔵というと、歴史的な建物だったり杉玉がぶら下がっていたり・・というイメージかもしれませんが、この大嶺酒造はまったく違います。知らずに入ったらホントにカフェかな?と思うくらいです。ボトルのデザインもとってもオシャレなので、ギフトなどに良いかもしれません。お店に行かなくても、ネット通販でも購入可能です。
田舎道に突然現れる小さな建物なので、山口県の他の観光地と一緒に訪れるのがおすすめです。この近所には透明度が高いことで有名な、別府弁天池もありますよ。ちょっと前に行った時の記事ですが、参考にどうぞ。