2019年6月に行ってきたハワイ島。ホノルルがあるオアフ島ほど公共交通機関が発達しておらず、レンタカーが一番便利なハワイ島ですが、lyft(リフト)という配車アプリが便利すぎたのでご紹介です。
lyft(リフト)とは?
車の手配ができるアプリです。今までなら電話でタクシー呼ぶところを、アプリで呼ぶ感じですかね。ドライバーさんはプロのタクシーと兼務の人もいますが、素人さんがドライバーとして登録しているケースも多くあります。
同様の配車アプリではUber(ウーバー)が有名ですが、最近アメリカではlyftも多く利用されているようです。
lyftを使うには?
大前提として、ネットに繋がったスマートフォンを持っていることが条件です。呼ぶだけならどこかの建物の中or近くでwifi環境に入れば良いですが、移動中にルートを見たり、下車後に支払いの手続きをしたりもするので、どこでもネットに繋がれる環境の方が良いです。
利用開始の準備
使い始めるまでの流れを簡単に言うと
- アプリをダウンロード
- 基本情報を登録
- SMSに届くコードを入力
- 使う
という具合です。簡単。
ここで問題になるのが、SMSに届くコードなんです。普段日本でしか使えない電話番号を持っている人は、現地でアプリをダウンロードしてもSMSにコードが届かないんですね・・。世界中で同じ番号が使える方や、現地でSIMを調達してSMSを受けられるなら問題ないと思います。
こんな感じでコードが届きます。
私はLINEモバイルを使っていて、ハワイで電話番号が使えないので日本で登録していきました。
一応、現地で電話番号がない人が登録する方法としては、日本にいる誰か(家族とか)の電話番号を登録して、その人のSMSに届いたコードを教えてもらって入力するというのも手です。実際に試して使えました。電話番号の登録は、おそらくドライバーさんからの連絡用だと思うのですが、現地で使えない電話番号を登録するなら、結局一緒ですしね。ただ、ここは自己責任でお願いします。。
実際に使ってみた
ということで、ハワイ島のコナ空港に到着後、ホテルまでの足として使ってみました。
アプリを立ち上げて、「Enter your location」を押すと、どこからどこまで行きたいのかを入力する画面になります。
ここで発着場所を入力。宿泊先のホリデイ・インを入れてみました。
すると、稼働中の車を検索してくれて、どれくらいの時間でピックアップに来てくれるかが表示されます。
値段も出るのでわかりやすい。「Request Lyft」を押すと配車完了。ドライバーさんの名前と車のナンバーも出てきますので、あとは待つだけです。
コナ空港の乗り場
ハワイ島のコナ空港には、このlyftとUber用のピックアップエリアがありました。空港を出るとこんな大きな看板があります。「Rideshare」と書かれている方向へ進みます。
数分歩くと、道の真中にバス停のようなゾーンがあり、ここがピックアップエリアです。
10分くらい待って、車が到着。このときのドライバーさんはプロのタクシーのようで、メーターなども積んでいました。兼務なんですね。
お互いの名前を確認して、挨拶程度の会話くらいはした方が印象は良いです。やたらフレンドリーに話しかけてくる人もいますが、英語がわからなければ、「喋れません・・・」的な対応でも問題ないかと。。
到着・支払い&評価
車で走っている途中も、地図でどこに向かっているかがわかります。そんなに渋滞のない地域だと思いますが、遠回りされたりもしないので、変なタクシーより安心。
目的地に着いたら、ドライバーさんが自分のスマホ内でチェックアウトをします。すると、こちらのアプリもチェックアウト画面になり、チップの指定とドライバーさんの評価を星でつけて完了!
評価については、この画面でし忘れると修正ができないようです。初めて使ったとき、うっかり評価を付け忘れてしまったのですが、後付けはできませんでした。ドライバーさん、ごめんなさい。
支払いは事前に登録したクレジットカードから引き落とされますので、現金のやりとりもありません。
料金の目安
コナ空港からホリデイ・インがあるカイルア・コナの繁華街(といっていいのか?)周辺までの金額はこちら。
乗車時間は20分くらいでチップ20%も入れて25.64ドルです。タクシーならどれくらいなんだろう。ハワイ滞在中、Uberと金額を比較しながら使っていたのですが、すべての区間でlyftの方が安かったです。
カイルア・コナの繁華街近辺から空港へ向かう際も、往路と同じく25ドルくらいでした。日本人観光客がよく行くであろうUCCの農園までは、カイルア・コナ周辺からはチップ込みで11ドルくらいだったので、2人以上で動くなら、全然アリな値段感だと思います。
ちょっと安くなります
前述の明細に「Lyft Credit」として5ドル安くなっているのですが、今回はJCBの割引コードを使ってみました。
配車アプリ「リフト/LYFT」が割引料金に! | おすすめ情報 | たびらば[旅LOVER] 海外旅行情報サイト ハワイ
新規アカウント登録の際に「ACCESS19」という割引コードを入力し、支払いをJCBカードに設定すると、初回と2回目が5ドル引きになるというもの。私は自分のアプリで3回使いましたが、なぜか3回とも割引されてました。
新規登録から2週間以内に利用するのが条件なので、ご注意ください。
私に何のメリットもないですし、JCBの回し者でもないですが、JCBカードをお持ちの方はどうぞ。※2019年12月31まで
公共交通機関が弱い場所では大活躍
ハワイ島はあまり公共交通機関がなく、自由に動き回ろうと思うとレンタカーが便利な場所です。とはいえ、海外レンタカーも慣れない人にとってはハードルが高く、少人数だと割高になりがちです。
滞在中に4回lyftを利用しましたが、いずれも待ち時間は10分程度でしたし、どの区間もUberより安いレートが出ました。
利用する都市によっては、待ち時間や金額も変わるかもしれませんが、料金がわかりづらいメータータクシーよりも明朗会計なので安心だと思います。
ただ、ライドシェアを装ったトラブルなども発生しているようなので、ドライバーの名前やナンバープレートなどをしっかり確認することもお忘れなく。