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梅雨がくる前に、タオルの生乾き臭を「煮洗い」で解消

早いもので5月もそろそろ終わり、もうすぐジメジメな梅雨がやってきます。洗濯物の部屋干しが増えてしまう季節で嫌なのが「生乾き臭」。特に毎日使うタオル布巾の臭いは気になりますよね・・。そこで、我が家は定期的に「煮洗い」をして臭いや汚れを解消しています。効果バツグンの煮洗い、おすすめです。

布巾

煮洗いとは?

読んで字のごとく、煮て洗うことです。布巾に熱湯をかけて消毒される方もいらっしゃると思いますが、その進化版というか発展版のようなものです。

用意するもの

必要なのは洗剤。人によって種類はいろいろのようですが、我が家で使っているものをご紹介します。

煮るのでが必要です。私は数年前に煮洗い用に野田琺瑯の寸胴を購入しました。直径約25cm、高さ約25cmで、5000円くらいだった記憶があります。

寸胴

サイズ感はテレビのリモコンとの比較で。

寸胴比較

写真では大きく見えませんが、実物は結構存在感があります。

ステンレスの鍋で煮洗いされている方もいるようです。

ちなみにアルミの鍋は洗剤の種類によっては化学反応(?)を起こして鍋が変色することもあるようなので、要注意です。

洗剤

布巾に熱湯をかけるだけでも除菌にはなると思いますが、洗剤を入れて煮ることでサッパリ感が格段に違います。

私が使っているのがシャボン玉スノール。使い込んでいてヨレヨレの袋ですが・・。1Kgで700円くらいしますので、通常の洗剤よりちょっと割高です。

洗剤

純石けん分99%無添加なので安心。仕上がりも石鹸の自然な香りで良い感じです。

合成洗剤を使うと泡立ちすぎて、鍋からあふれる可能性があるようなので、煮洗い用には、こちらのシャボン玉スノールを愛用しています。

洗剤の代わりに重曹を使うこともできるそうです。私は試したことはないですが・・。

手順

方法は簡単。沸かした洗剤液でタオルを煮るだけです。

洗剤液の準備

まずは寸胴に洗剤を入れます。私はいつも満タンで煮洗いしますので、コンビニなどでもらえるスプーン3杯くらいを入れています。水の量に応じて調整してください。

洗剤の量

1リットルくらいの水を入れて火にかけます。

少ない量

というのも、この寸胴、15リットルくらいの容量があり、一気に15リットルの水を入れて加熱しても全然沸かないと思います。

そこで私がいつもやっているのが、ガス火で少しずつ沸かしつつ、電気ポットで沸かしたお湯を追加するという方法。倍速で熱湯が用意できます。

もちろんこの間のお湯ももったいないので、少量のタオルは煮始めます

少ないタオル

お湯を追加、タオルを追加、を繰り返し、満タンくらいまでもっていきます。

満タン

本日の煮洗い量は、薄手のバスタオル2枚、フェイスタオル2枚、小さいハンドタオル10枚くらいでした。

沸騰させすぎると吹きこぼれてしまうので、大量に入れないほうが良いです。たまにトングなどで押し込みますが、押し込むときにも「ブホッ」と洗剤が吹き出すことがありますので、気をつけてください。

沸騰後、弱火で15分くらい煮込み、火を消して冷まします。

お湯を切る

1時間くらいかけて冷ました後、タオルを取り出します。水分を含んだタオルは重く、特にバスタオルなんかは菜箸ではとても持ち上がりませんので、トングがおすすめです。

1枚1枚取り出して水ですすいでも良いですが、めんどくさがりの私はシンクに向けて寝かしてお湯を切っています。

湯切り

ちょうど取っ手の部分が転がり防止になるんです。あまりたくさんの量が入っていると、ドサドサとシンクに落ちるだけですのでご注意を。

この後、ある程度冷めたと思って素手で絞ると、タオルに含まれた熱~いお湯が出てきますので、火傷しないようにしてください。心配な方は厚手のゴム手袋をご利用ください。

あとは洗濯機ですすぎ&脱水をすれば終了です。

タオル以外は?

熱に強い素材なら煮洗いできるようですが、我が家では綿素材のタオルしか煮たことはありません。万が一縮んでしまっても、色落ちしてしまっても大丈夫なものの方が良いかなと思います。

あと布ではないですが、換気扇の羽コンロの五徳をセスキ炭酸ソーダで煮ることもあります。油汚れがフワフワ~と浮いてきて、掃除がとってもラクになります。いずれにしても、お湯につけて良い素材かどうかは、ご自身でご確認くださいませ・・

梅雨に入る前にサッパリ煮洗い、おすすめです。