羽田空港の「JAL SKY MUSEUM」見学は、関西在住の私にとってハードルが高いので、なかなか行けないなーと思っていました。が、2016年12月、GW特別コースに応募したところ、無事当選。先日参加してきました。
まずは見学グッズを受け取り、建物の中へ
見学場所は東京モノレールの新整備場駅を降りてすぐの「JALメンテナンスセンター1」。受付が始まると、入場のためのQRコードがついたストラップと
スタンプラリーの冊子
場内の案内パンフレットをいただき、建物の中へ入ります。
展示スペースは見応えたっぷり
航空教室が始まるまでに少し時間があったので、展示エリアを見てまわりました。ツアーの中でも、20分程展示エリアを見る時間はあるのですが、ゆっくり見ていると20分では足りないので、早めに受付を済ませて見学することをオススメします。
展示エリアの入り口で出迎えてくれるのが、ドラえもんジェット柄のB787とB777のモデルプレーン。
ずらりと並んだ歴代CAさんの制服。少し昔の方がかわいいと思う。
DC9のコックピットの窓にはドラえもんが!
座席もあります。こちらはファーストクラス。
歴代機種のモデルプレーンを展示しているゾーン。
螺旋状に展示されていて、上に行くほど新しいのですが、最新機種(?)としてドラえもんが!
もうちょっとクオリティ高いフィギュアにしてあげればいいのに(笑)
パネル展示も充実
パネル展示では、日本の航空の歴史を知ることができます。三菱、川西、中島など、戦前・戦中の航空機産業に携わった企業の説明から始まり、GHQによる航空禁止令を経て、日本に翼が戻ったことなども時系列で説明されています。
貴重な品々の展示もあり、アエロスパシアル社から贈られたJAL模様のコンコルドのモデルプレーンも。コンコルド好きとしてはたまらない。
東京オリンピックを記念してファーストクラスの乗客にプレゼントされた、限定のフライトバッグ!
バッグも素敵ですが、このときのオリンピックのエンブレムは秀逸。素敵すぎます。
航空教室の後、格納庫へ
ざっと見学やショップで買い物をした後、30分程度の航空教室を聞きます。ベテランのオジさまが、子どもにもわかりやすく、飛行機のことや空港のことを説明してくれます。その様子は撮影できないのですが、飛行機を飛ぶ原理(ベルヌーイの定理)の説明で、羽の上下に赤と青の風の図が書いてあったのですが、オジさまが「赤組の風と青組の風」と言っていたので、ちょっとニヤリとしてしまいました(笑)。
航空教室の後、少し展示エリアの見学時間や子ども向けの紙飛行機教室があり、いざメインイベントの格納庫見学へ向かいます。この日はヨーロッパから戻ったばかりという、B777-300ERも入っていました。写真をUPしても良いとは思いますが、ぜひ機会があれば皆さんの目で確かめてください。やっぱり近くで見ると飛行機はデカイですね。祝日でしたが、整備士さんたちは絶賛勤務中でした。頭が下がります。
格納庫からは離発着も見えます。
「航空会社図鑑」いただきました
「GW特別コース」でしたが、一般的に実施されているコースと基本的には同じだったと思います。違うのは、おみやげにこんな本をいただいたことでしょうか。
子ども向けに航空関連の仕事を紹介している本ですが、『ウォーリーを探せ』のように、本当に細かく描かれています。機内の乗客の絵にも、「あー、いるいる、こんな乗客」と思う人とか、空港を紹介する場面では、ラウンジの利用客がカレーを食べていたり。ニヤニヤしながら読んでしまいました。ハッピーフライトで笹野高史さんが演じた乗客が、機内の「安全のしおり」に自分と似た容姿の男性がコケているのを発見した感覚でしょうか。
また機会があれば、ANAの見学にも行ってみたいと思います。